その歌声は私たちの五感に伝わり、心の奥底まで染み込む。妖艶で華麗、そして優しさ。ミュージシャン夏木マリから発信される「音楽」はいつも心が震えるのだ。
この夜は90年代に楽しんでいただいたアルバムから「MARI de MODE」と題し、極上なLove Songの一夜を贈る。「Blue Note TOKYO」の満員のオーディエンスは魅惑の歌声とうごめくリズムが融合した音楽に会場は喜びであふれていた。
1曲目は「ミュージシャン」。この曲は1995年8月にリリースされたALBUM「9月のマリー」に収録された曲で、じつに軽快なPOPS。ついつい笑顔になってしまう。2曲目「惚れぐすり」は2002年9月にリリースされたALBUM「パロール」からの選曲。ちなみにALBUM「9月のマリー」は小西康陽氏からのアプローチを受けて発表をし、渋谷系チャートでNo.1になるなど若者からの支持を得た、いわゆる「渋谷系」の先駆けなのである。そんな楽曲達を華やかに極上のサウンドプロダクションを担うミュージシャン金澤英明（contrabass）、久米大作（piano / keyboards）、竹上良成（saxophone）、山内陽一朗（drums）と共に会場の温度を一気に上げる。
2曲を演奏し終わったところでもう一人の頼もしいメンバー 斉藤ノヴ(percussion)が登場。「むかし私が愛した人」「アルコール」の2曲をより厚みが増したリズムと夏木の歌声が融合して音楽の力に裏打ちされたのだ。
メンバー紹介、そしてこの日のスペシャルカクテルでオーディエンスと共に乾杯をして「セロニアス・モンク」から一気に5曲を披露。「誘惑されて棄てられて」「あしたの私」はALBUM「戦争が終わった」からの選曲だが、「戦争が終わった」がリリースされた前年にはサッカーワールドカップ杯予選で国家独唱をし、観客を魅了。リリースの翌年にはブルースバンド「ジビエ・ドゥ・マリー」を結成し、3枚のアルバムをリリース。08年、ジャニス・ジョプリン トリビュートコンサート「ROCK LEGENDS Peal」、「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライブ2008」に出演するなど“ミュージシャン夏木マリ”として確立された。
MCでは演奏し終わったばかりの「二の腕」について「場所を選ばないと演奏出来ない曲だからね、、」と軽く笑いを誘い、ALBUM「GORILLA」から「ゴリラ」「カウボーイ」の2曲を披露。軽快な楽曲達に手拍子が自然とわき上がる。
そして今年5月より自身3度目、3年連続となるライブハウスツアー「夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2017」の開催を発表。「ライブを通じてもっともっと成長したい」とコメント。合せて夏木マリ・印象派NÉO vol.3「不思議の国の白雪姫」、ディズニー・アニメーション最新作「モアナと伝説の海」（2017年3月10日公開）にディズニー声優初挑戦をした事にも触れ「みなさん、今年も忙しいわよ！」と言うと会場が大きな拍手でつつまれた。
ライブ終盤戦は「鎮痛剤」から始まり全5曲を披露。スピーディーで軽快な楽曲達はオーディエンスの心を震わせ笑顔の花を咲かせた。
鳴り止まぬアンコールの拍手に再び登場した夏木は「拍手に甘えて、、あと少し演奏しても良いですか、、」と応え、改めてミュージシャンを紹介した後3曲を披露。
2017年最初に夏木マリと逢う事が出来たBlue Note TOKYOのライブは華麗で優しさに包まれ、ミュージシャン夏木マリの音楽は続いていくのだと確信し、そしてまた直ぐに逢えると思うと幸せである。
一昨年は無我夢中で行った人生初のライブハウスツアー。2度目のツアーはパワー溢れる「カッコいい」を体現する夏木マリとクランケ達によって最高の空間を創り上げた。そして今年3度目のツアーはさらに最高で個性溢れるライブパフォーマンスを魅せてくれるだろう。Blue Note TOKYOとはまた違うパワフルロック「夏木マリ」を是非観てほしい。
【セットリスト】
M-01ミュージシャン（「9月のマリー」より）
M-02惚れぐすり（「パロール」より）
-MC-
M-03むかし私が愛した人（「9月のマリー」より）
M-04アルコール（「戦争は終わった」より）
-MC
M-05セロニアス・モンク（「戦争は終わった」より）-
M-06いちばん好きなもの（「9月のマリー」より）
M-07誘惑されて棄てられて（「戦争は終わった」より）
M-08あたしの私（「戦争は終わった」より）
M-09二の腕（「パロール」より）
-MC-
M-10ゴリラ（「GORILLA」より）
M-11カウボーイ（「GORILLA」より）
-MC-
M-12鎮静剤（「9月のマリー」より）
M-13きれいな顔の女（「戦争は終わった」より）
M-14私のすべて（「GORILLA」より）
M-15港のマリー（「9月のマリー」より）
M-16私は私よ（「パロール」より）
＜アンコール＞
M-17ローマをみてから、死ね（「パロール」より）
M-18かもめ（「パロール」より）
M-19戦争は終わった（「戦争は終わった」より）
【夏木マリ インフォメーション】
【LIVE情報】
夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2017
大反響を受けて、自身3度目3年連続となる全国ライブハウスツアー開催決定！！
詳しいチケット情報はNATSUKI ROCK（http://www.natsukirock.com）をご覧ください。
【ツアーメンバー】
Per. 斉藤ノヴ・Dr. 山内陽一朗・Gt. 北村力・Gt. 二宮楽・B. 堀川峻平
【料金】
・前売り6,800円（消費税込）・全自由席・整理番号付き・入場時要1ドリンクオーダー
（未就学児入場不可）
・30歳以下限定U30料金：3,400円（消費税込）・・立ち見・整理番号付き・入場時
要1ドリンクオーダー
・一般プレイガイド発売日：2017年2月25日（土）
【公演日程】開場/開演 ※チケット販売先、お問い合わせ先は各公演で異なりますので、ご注意ください。
①5月10日（水） shibuya duo MUSIC EXCHANGE 19:00 / 19:30
お問い合わせ：ディスクガレージ TEL：050-5533-0888
②5月12日（金） 福岡Gate’s7 19:00 / 19:30
お問い合わせ：BEA TEL：092-712-4221
③5月17日（水） 広島CLUB QUATTRO 19:00 / 19:30
お問い合わせ：夢番地広島 TEL 082-249-3571
④5月25日（木） 大阪BIG CAT 19:00 / 19:30
お問い合わせ：キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888
⑤5月26日（金） 名古屋BOTTOM LINE 19:00 / 19:30
お問い合わせ：サンデーフォークプロモーション TEL 052-320-9100
⑥6月4日（日） 那覇桜坂セントラル 17:30 / 18:00
お問い合わせ：PMエージェンシー TEL 098-898-1331
【企画】 MNS TOKYO
【制作】 interblend inc.
【後援】 WARNER MUSIC JAPAN
夏木マリ・印象派NÉO vol.3「不思議の国の白雪姫」
圧倒的な美と演出のダイナミズム。コンセプチュアルアートシアター「印象派」。
超個性派、異ジャンルのクリエイター、ゲスト出演者と共に、
夏木マリ＆マリナツキテロワール最新作、東京-京都-パリ ツアー決定！
TOKYO/2017年3月9日（木）—12日（日）
世田谷パブリックシアター
KYOTO/2017年4月2日（日）
ロームシアター京都 サウスホール
PARIS/2017年4月25日（火）
ルーヴル美術館 オーディトリアム
<パリ公演特別鑑賞ツアー情報＞
夏木マリ印象派NÉO パリ ルーヴル美術館公演鑑賞付きHIS特別記念ツアー
詳細はコチラ http://www.his-j.com/neo/
【主催・企画制作】 MNS TOKYO
公演最新情報はコチラ→
特設サイト： http://inshouha-neo.com
【リリース情報】
「朝はりんごを食べなさい」
リリース：2016年4月13日（水）
ボーナストラックを含む全７曲収録
価格：2,685円（本体）＋税 品番WPCL-12353
「紅のプロローグ」
リリース：2016年6月8日（水）
アーティスト：and ROSEs
形態：初回限定盤（CD＋DVD） ￥1,666（本体）＋税 品番：WPZL-31185 / 6
通常盤（CD） \1,111（本体）＋税 品番：WPCL-12367
発売会社：ワーナーミュージック・ジャパン