WANIMA、全31公演のライブハウス/ホールツアー「1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019」が豊洲PIT公演からスタート!

717()5thシングル「Summer Trap!!」をリリースする東京都在住熊本県出身のスリーピースロックバンド:WANIMAが、全国ツアー「1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019」の東京 豊洲PIT公演を64()5()2日間に渡り開催した。

昨年11月よりスタートしたこのツアーは、これまであまり訪れる機会のなかったエリアを中心に、全国のライブハウス/ホールを巡るというもので、全国29ヶ所31公演が開催され、ツアーの一旦の締めくくりとなった本日の公演では新旧織り交ぜた20(アンコール含む)を披露し集まったファンを大熱狂の渦に巻き込んだ。

そんな彼らは各地の音楽フェスへの出演に加えて、3月よりTV-CMが放送され話題となっている三ツ矢サイダー2019 CMソング「夏のどこかへ」のを含む全4曲を収録した5thシングル「Summer Trap!!」のリリースを717日控え、更に札幌・天草・幕張で行われる4thシングル「Good Job!!」のリリースパーティーと、今年の夏もWANIMA要注目だ。

 【ライブレポート】
 Text by ヤコウリュウジ
 Photo by 瀧本JON…行秀

WANIMAがライブハウス/ホールツアー「1CHANCE NIGHT TOUR 20182019」を65日に豊洲PITにて締めくくった。このツアーは、「メジャー1stフルアルバム『Everybody!!』のリリースツアーは大都市圏を中心に行ったこともあり、自分たちの足で細かくまわりたい」というメンバーの意向のもとに昨年11月から今年3月にかけて企画されたもの。その後、大きな反響を受け、香川・徳島・東京で追加公演を発表し、本公演はその最終日。日差しが強くなってきたこの日も早くから会場周辺は人だかりとなっていた。

颯爽とステージに姿を現したメンバーは、オーディエンスとともに「1CHANCE NIGHT、開催しまーす!」と高らかに宣言。お馴染みのオープニングナンバー「JUICE UP!!のテーマ」でフロアをアジテートし、熱気を高めたそのままの勢いで「ララバイ」へなだれ込む。これ以上ない、強烈なスタートダッシュだ。KENTAVo/Ba)の「ともにいこう! 二度とない日を!」という投げかけもあり、序盤とは思えない高まった空気感。「ここから」では、興奮が抑えきれないのだろう、フロア前方ではダイバーが続出していく。

だからといって、ただただ熱く語りかけるのではなく、ユーモアを交えながら、気持ちをほぐすのも彼らが持つ大きな特長のひとつ。KENTAFUJIDr/Cho)がおどけた掛け合いをしつつ、それをKO-SHINGt/Cho)が微笑ましく眺めるという、いつものやり取りもあり、WANIMA特有の温かい空気が広がっていった。

ラスタカラーと妖艶なら照明が混じり合い、ムード満点な中でドロップされたスピード感溢れる「CHEEKY」、駆け抜けっぷりがたまらない「昨日の歌」、KENTAの歌い出した瞬間、フロアから悲鳴に似た歓声が湧き上がった「Japanese Pride」と、新旧織り交ぜたセットリストであることに加え、ライブハウス仕様な攻めた曲を矢継ぎ早に繰り出していく彼ら。その勢いに負けじと、オーディエンスも凄まじいバイタリティで応えていく。素晴らしい一体感だ。

FUJIが扮したいつものあの人によるタイトルコールも秀逸だった「アゲイン」もハイライトのひとつ。KENTAの歌が響き渡り会場全体をも包み込む多幸感によって心がどんどん温かくなっていく。想いが溢れんばかりにプレイするメンバーの表情も印象的だった。

そして、多くの人の胸を打ったのが「りんどう」だろう。タイトルに地元熊本の県花をタイトルに据え、『Everybody!!』ツアーから披露しているこの曲は、まだ作品には未収録ではあるが、応援してくれるファンへ向けた内容であり、彼らが大事に現場で歌っている存在だ。必要最低限のバンドアンサンブルで奏でられ、願いがこめられた歌に対し、その気持ちが伝わっているのだろう、フロアからはスマホのライトが照らされ、より曲が鮮やかに彩られていた。

タオルが無数に掲げられ、待ちかねていたオーディエンスの多さを実感した「夏の面影」からスタートした後半戦も怒涛の勢い。加えて、鋭いビートが痛快な「花火」でさらにヒートアップさせてからの「シグナル」も特筆すべきところ。「もっともっといけるか? 全部出してみよう!」とKENTAが口にしてから放ったこともあり、オーディエンスの大合唱も凄まじく、その歌声で会場が埋め尽くされたほどだった。

終盤には、KENTAが「(みんなと)音楽で繋がったけん、みんなにとって音楽で味方でいたい」、「ドームだって、ライブハウスだって貸し切るし、ここの現場なら助けるから」と真摯に語りかけ、「これからもWANIMAとともに生きていってください」と祖父への想いをこめた「1106」を鳴らし、「また逢える日まで」で本編の締めくくり。次へ繋がる、繋がりたいという気持ちが反映されているのだろう。寂しいけれど、明るく照らされ、人の温もりがにじみ出たエンディングだった。

しかし、このままじゃ終われないオーディエンスはその後も大きな声援を上げ、メンバーはステージに再登場。フロアからリクエストを募り、何度も「ありがとう!」とメンバーが口にしながら「Drive、「TRACE」、「ララバイ」の3曲を続け、最後の最後は「Hey Lady」で狂喜乱舞のお祭り騒ぎを演出。一瞬たりともテンションを落とすことなく、どこを切り取っても最高潮といえるライブは幕を閉じた。

もちろん、彼らはまだまだ止まらない。間髪入れず、62223日に札幌・芸術の森野外ステージ、76日に熊本・天草 本渡港 大矢崎緑地公園 特設会場、715日に千葉・県立幕張海浜公園 S2O JAPAN特設会場にて今年3月に発表したシングル『Good Job!!』のリリースパーティーを開催し、717日には3より放送されている三ツ矢サイダー2019 CMソング「夏のどこかへ」も収録されたニューシングル『Summer Trap!!』を畳み掛けるようにドロップ。その後は各地の夏フェスにも数多く出演が決定しながら、新たな企みも計画中とのこと。夏の暑さに負けない熱量とポジティブなバイブスでまた新たなファンをどこまでも獲得していくことだろう。

WANIMA1CHANCE NIGHT TOUR 2018-2019」東京 豊洲PIT 65日公演】
開催日程:65()
時間:OPEN 18:00START 19:00
会場:東京 豊洲PIT

セットリスト
1.JUICE UP!!のテーマ
2.ララバイ
3.ここから
4.CHEEKY
5.昨日の歌
6.Japanese Pride
7.アゲイン
8.エル
9.いいから
10.りんどう
11.ANSWER
12.夏の面影
13.花火
14.シグナル
15.1106
16.また逢える日まで
En1.Drive
En2.TRACE
En3.リベンジ
En4.Hey Lady

 WANIMA 5thシングル「Summer Trap!!」】
●タイトル:「Summer Trap!!(読み サマートラップ/ハッシュタグ #サマトラ #🐯※絵文字は各機種依存文字で結構です。
●発売日:717()
●金額:¥1,400(税抜)
●収録内容
「夏のどこかへ」(三ツ矢サイダー2019 CMソング)ほか新曲3曲を含む全4曲を収録!!

 《初回生産限定仕様》
黄色のカラーケース仕様 ※初回生産後の生産分については通常の透明ケースとなります。

 5thシングル「Summer Trap!!」購入ページ:https://WANIMA.lnk.to/summertrap
●チェーン別オリジナル特典:「Summer Trap!!」オリジナルステッカー
●チェーン別オリジナル特典対象チェーン
TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く)
TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く)/ TSUTAYAオンラインショッピング(予約のみ)
HMV(一部店舗除く) / HMVオンラインショッピング
Amazon.co.jp
WonderGOO/新星堂 (一部店舖除くおよび新星堂WonderGOOオンライン
楽天ブックス
サポート店(対象店舗は後日発表)
※特典の絵柄は後日発表させて頂きます。
※特典の絵柄はチェーン毎で異なります。
※特典はなくなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。

 【『WANIMA Good Job!! Release Party』札幌・天草公演概要】

[札幌公演]
日程:0622()23()
公演名:「WANIMA Good Job!! Release Party”梅雨知らず ほっかいどう de どうでしょう?”」
会場:札幌 芸術の森野外ステージ

 [天草公演]
日程:0706()
公演名:「WANIMA Good Job!! Release Party”WANIMA 天草の乱 〜「﨑津集落」世界遺産登録1周年〜
会場:天草 本渡港 大矢崎緑地公園 特設会場

 [首都圏公演]
日程:0715(月・祝)
公演名:「WANIMAxS2O JAPAN Good Job!! Release Party“カオス!!ギネス!?日本初!!”」
会場:県立幕張海浜公園 S2O JAPAN特設会場

 ●「Good Job!! Release Party」特設サイト:https://wanima.net/goodjobrp/

 WANIMA プロフィール】
KENTAVo,Ba,ワンチャン)、KO-SHINGt,Cho,無口)、FUJIDr,Cho,食いしん坊)。2010年結成。東京都在住熊本県出身3ピースロックバンド。201410月「沢山の人達にWANIMAの音楽を届ける!!をモットーに1stミニアルバム『Can Not Behaved!!』でデビュー。「初めましての人達とどれだけ距離を縮められるか!!をモットーに沢山の人達とライブを重ね、軒並み大型フェスティバルへの出演を果たし、いくつもの入場規制を記録。その勢いのまま201581stシングル『Think That…』をリリース。レコ発TOURは軒並みソールドアウト!!そして同年11月に1stフルアルバム『Are You Coming?』をリリース。オリコンデイリーアルバムチャートでは114日付で1位、週間チャート4位を獲得し、iTunesチャートでも首位を獲得。翌年168月に2ndシングル『JUICE UP!!』をリリースし、オリコン週間シングルチャートで4位を獲得。同年のFUJI ROCKROCK IN JAPAN FES といった全国の大型フェスのメインステージに立つ。今年173月にはわずかデビュー後25か月で、10万人を超える応募が殺到した、さいたまスーパーアリーナの初ワンマンを大成功させ、日本を代表するロッ クバンドへと急成長を遂げた。そしてWarner Music Japan内レーベル:unBORDE(アンボルデ)と新たにタッグを組み勢いは更に加速する。5月に3rd シングル『Gotta Go!!』をリリースし、オリコン週間チャート3位を記録。同年末には「第68NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。そして遂に2018117日に全14曲を収録した待望のメジャー1stフルアルバム「Everybody!!」(読み:エビバデ)をリリース。オリコンウィークリーチャート1位(129日付)iTunes 週間アルバム・ランキング1(115-121)など、様々なチャートで首位を獲得しその数は6冠を記録!!現在35枚を超える大ヒット作品となっている。更にこの作品を引っ提げた20万人を動員する全国ツアー「Everybody!! Tour」では、ファイナル公演として7万人を動員する初のドーム公演「Everybody!!Tour Final!!」を825日・26日の2日間に渡りメットライフドームにて開催!!201936()には4thシングル「Good Job!!(読み:グッジョブ!! / ハッシュタグ:#グッジョブ)をリリースするなど、様々な分野で開催しがちな日本代表WANIMAの勢いは止まらない、まさにチカラー!!である。