松本隆×秦 基博×クミコ、初タッグで挑む“生涯一”のラブソング「さみしいときは恋歌を歌って」が9月7日にリリース決定!

無題matumoto無題hata無題kumiko昨年に作詞家活動45周年を迎えた松本隆、今秋デビュー10周年を迎える秦 基博、そしてシャンソン・歌謡曲・オリジナル曲と幅広いジャンルを歌う歌手クミコが初のタッグを組み、シングル「さみしいときは恋歌を歌って」を9月7日にリリースする。

松本隆の46年目の第1作となる今作は、若手実力派アーティストの秦 基博に作曲を依頼。歌唱を担当するクミコについては、2000年9月に当時まったく無名だった彼女を松本が発掘し、現在の「クミコ」に改名させ、松本隆プロデュースアルバム『AURA』で再デビューさせた経緯がある。なおサウンドプロデュースは、MISIAや平井堅ら数々の大ヒットナンバーを手掛けた冨田恵一に依頼した。

クミコは、広島平和記念公園にある原爆の子の像・佐々木禎子の物語「INORI~祈り~」を2010年に発表し、翌2011年3月11日にはコンサートで初めて訪れた石巻にて東日本大震災に遭遇し被災。支援活動や市民との交流を続けるなど、近年は「平和や命」に関わる歌を唄ってきたクミコが、今回16年ぶりにラブソングの名手・松本隆と再び原点に戻り、誰もが口ずさみたくなるような“恋歌”に挑戦する。

J-POP界のトップランナーたちが顔を揃えた「さみしいときは恋歌を歌って」。秦 基博は、作曲だけでなくコーラスとしても参加するなど全面的にサポートしており、世代を越えたクリエーター同士の初タッグによる楽曲に期待していてほしい。

【松本隆 コメント】

 ラブソングを書こうと思ったのは、クミコという実力派シンガーに、もう一度「恋歌」という歌の原点に戻って欲しかったから。若い時は、恋をして普通にドキドキできたのに、大人になるとそういう機会も減るし、心も錆びて動かなくなってくる。歌はいい潤滑油になるんです。

 当時まったく無名だったクミコさんと『AURA』という傑作アルバムを作ったのが16年前。今は底の浅い歌ばかりが蔓延しているので、彼女なら深い歌を歌ってくれると期待しています。

 作曲には人気シンガーソングライターの秦 基博を指名しました。彼のメロディーは非常にキャッチーで詞がつけやすい。デモを聴いた時、サビの詰め合わせみたいで、すごく良い曲だと思いました。

 歌詞は、はっぴいえんど「朝」、冨田ラボfeat.ハナレグミ「眠りの森」に続く、『松本隆・朝三部作』とも言える作品。「朝」は若いカップルが初めて結ばれた朝。「眠りの森」は、生活の中で慣れあった恋人たちが愛を確認する朝。「さみしいときは恋歌を歌って」は、身体を許してしまった女性の不安と期待の朝をイメージして。前2作は男性目線だったけれど、今回は女性が主人公です。

アレンジは信頼を寄せている冨田恵一。曲もサウンドも風街のDNAを持っている人たちと組みたいというテーマがあって。きっととても上質で心地よい大人のポップスに仕上がると思います。クミコと風街の織りなす世界を楽しんでください。 

【秦 基博 コメント】

シンプルで穏やかだけど力強いもの。そんなことをイメージしながら、メロディを書かせて頂きました。

松本隆さんの詞、冨田恵一さんのアレンジ。そしてクミコさんの歌声。

この素晴らしいポップスを織り成す一員になれて光栄です。

【クミコ コメント】

クミコという名前で唄うようになったのは、2000年のこと。

松本隆さんが全作詞をされた「AURA」というアルバムを発表した時だ。

この短い名前にすることで、再出発の意味を込めた。

すべて、松本さんの提案だった。

それから曲がりなりにも、唄ってきた。

一曲一曲と、水面に置き石をするように、選び唄ってきた。

でも時々、自分がどこに立っているのか見えにくくなることもあった。

そうして今回。

偉大な三人の手から極上の恋歌が生まれた。

作詞が松本隆さん、作曲が秦 基博さん、編曲が冨田恵一さん。

ああ、なんという幸せ。

そういうわけで。

残り時間の見えてきた、十分に大人の恋歌を、力まぬよう唄いたいと思うのです。

さらに新曲「さみしいときは恋歌を歌って」の発売を記念し、9月25日(土)にEXシアター六本木にて『クミコスペシャルコンサート2016』の開催も発表されている。詳細は公式サイトよりチェックしてほしい。

【RELEASE】

NEW SINGLE

2016年9月7日(水)

クミコ「さみしいときは恋歌を歌って」

作詞:松本隆/作曲:秦 基博/編曲:冨田恵一

COCA-17221 ¥1,204+税

http://columbia.jp/kumiko/

【LIVE】

クミコスペシャルコンサート2016

<日程>9月25日(土)

<会場>EXシアター六本木

<開場 / 開演>15:30 / 16:00

<料金>7,500円(税込・全席指定)

※未就学児童のご入場はお断りいたします。

<問い合わせ>サンライズプロモーション東京 電話:0570-00-3337(10:00-18:00)

<主催>テレビ朝日 / サンライズプロモーション東京

<後援>日本コロムビア

【松本隆 プロフィール】

作詞家。

1949年7月16日生まれ、東京都出身。

1969年、ロックバンド“ぱっぴいえんど”でドラムを担当し、同時に数多くの楽曲の作詞も手掛ける。

解散後は作詞に専念し、75年、太田裕美「木綿のハンカチーフ」のヒットにより注目を集める。

81年、寺尾聰の「ルビーの指環」が『第23回日本レコード大賞』を受賞。

アグネス・チャン、KinKi Kids、近藤真彦、松田聖子、薬師丸ひろ子などに作詞を提供し、数多くのヒット作品を手掛ける。

2015年、作詞家生活45周年を迎えた。

45周年記念として開催されたコンサート「風街レジェンド2015」が伝説的なライブとなり、記念アルバム「風街であひませう」は、日本レコード大賞アルバム賞を受賞。

昭和から現在まで第一線で日本の音楽史を支えてきた松本の功績は、「第66回芸術選奨文 部科学大臣賞」にも輝いた。

【秦 基博 プロフィール】

1980年10月11日 生まれ、宮崎県生まれ横浜出身。

Augusta Camp2006のオープニングアクトで鮮烈な登場を果たした同年11月にシングル「シンクロ」でデビュー。“鋼と硝子で出来た声”で注目を集め「鱗(うろこ)」「アイ」などのヒットを飛ばす一方、“GREEN MIND”と銘打ったアコースティック主体のシリーズライブや世界遺産劇場を始めとする数々の野外公演、独創的な映像演出を取り入れた“Visionary live-historia-”など多彩なライブ活動を展開し、話題を呼ぶ。

2014年映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌として書き下ろした「ひまわりの約束」が100万ダウンロードを超す大ヒットに。2015年は映画、CM、TV番組のテーマ曲を多数手掛け、ソングライターとしても高い評価を獲得。12月には全曲のアレンジを自身で手掛けたアルバム『青の光景』を発表した。

2016年2月、初の連続ドラマ主題歌となるシングル「スミレ」をリリース。今秋にはデビュー10周年を記念して初の全国アリーナツアーの開催が決定している。

公式サイト:http://www.office-augusta.com/hata/

【クミコ プロフィール】

茨城県水戸生まれ。

1978年「世界歌謡祭」に日本代表の一人として参加。

1982年シャンソニエの老舗・銀座「銀巴里」でプロ活動をスタート。

02年「わが麗しき恋物語」が、“聴くものすべてが涙する歌”としてヒットし一躍脚光を浴びる。

10年「INORI〜祈り〜」がヒットし、第61回NHK「紅白歌合戦」初出場を果たす。

翌年3月11日、コンサートで石巻に訪れた際、東日本大震災に遭遇し被災。

14年、NHK連続ドラマ「花子とアン」「マッサン」で劇中に流れ話題となっているスコットランド民謡「The Water Is Wide」の日本語版「広い河の岸辺〜The Water Is Wide〜」をリリースし、「希望の歌」としてロングヒット中。全国では、合唱バージョンも唄われ広がりをみせている。

15年には、戦後70年のメッセージソングとして「先生のオルガン」をシングルリリース。 そして、NPO法人日本子守唄協会創立15周年記念歌として作曲・プロデュースつんく♂×子守唄協会会長の湯川れい子作詩「うまれてきてくれて ありがとう」をリリースし、2015年のレコード大賞作曲賞を受賞。

7回忌を忍んだ三木たかし未発表曲「純情」をリリースすると、発売前からUSENにてリクエストが殺到中。