雨バンドGOOD ON THE REELの自主イベント50回記念の初野外ワンマンライブである野音は果たして晴れるのか?!

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10月9日日曜の東京は、早朝から激しい雨が降り、午後からは曇り空。
ステージ設営は土砂降りの雨の中で行われていた。

傘をメインロゴにするほど、雨バンドと異名を持つ「GOOD ON THE REEL」の初の野外ワンマンライブである日比谷野外音楽堂の空は晴れるのか?

晴れた空にシャボン玉を皆んなで飛ばしたい!というボーカル千野の想いを込め、観客2500人全員にシャボン玉セットが配布されていた。

開演時間が近づくにつれ、空に夕焼けも顔を出した….東京の日没は17時15分。
開演時間の空は曇ってはいるものの、秋らしい風が吹いていた。

そして17時35分、50回記念シングル曲として発売された「雨天決行」でライブはスタート。
「50回目、そして10年目にしてたどり着いた野音です。楽しんでいってください」とボーカル千野が語ると、彼らのライブでは珍しく1曲目から気持ちが高まった満員のオーディエンスが手を挙げていた。

活動初期の作品から最新作まで、50回記念ライブを噛みしめるように演奏され、中盤では「夏の大三角〜つぼみ〜24時間」3曲をアコースティックセットで披露。

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ライブ後半、盛り上がりも最高潮に差し掛かったところで、
千野が「シャボン玉を飛ばそう 君が息する証として♪」と歌いかけた「シャボン玉」。
そのメッセージを受け取った客席のあちこちから飛ばされたシャボン玉が会場のライトに照らされ、夜の野音に儚げに漂う幻想的な光景が広がった。

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直後のMCで千野が、
「今日という日の証にお客さんと一緒にこの景色を見てみたかった」と語ると、その日最も大きな拍手が会場に鳴り響いた。

アンコールではできたての新曲「砂漠」を初披露。
現在、絶賛楽曲制作中とのこと、次作の発表が待ち遠しい。

約2時間半のステージはここから始まる未来に向かって確実な一歩となった。

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GOOD ON THE REEL
『HAVE A “GOOD” NIGHT vol.50』ANIVERSARY SPECIAL@日比谷野外音楽堂
2016年10月9日

【SET LIST】
雨天決行
ユリイカ
それは彼女の部屋で二人
2月のセプテンバー

エターナル・サンシャイン
夕映
夏の大三角
つぼみ
24時間
rainbeat
ゴースト
シャボン玉
REM
サーチライト
ホワイトライン
素晴らしき今日の始まり
シャワー

-encore-

砂漠(新曲)
うまくは言えないけれど
ハッピーエンド

-W encore-
Mr.Week