弘田三枝子、32年ぶりとなるシングル「悲しい恋をしてきたの」が発売決定。デビュー55周年記念ライブも開催。

弘田三枝子2015レコードデビュー55年を迎える弘田三枝子が、10月21日に32年ぶりとなるシングル「悲しい恋をしてきたの」を発売する。

弘田は、2014年2月にライブストリーミング番組のDOMMUNE スナック芸術丸『めくるめく弘田三枝子的宇宙』に出演。
司会の都築響一によるどんな曲を歌いたいかとの問いに、「純粋な歌謡曲を歌いたい」と発言したのがきっかけとなり、シングル発売が実現した。

森雪之丞が作詞、合田道人が作曲した「悲しい恋をしてきたの」は、昔の恋を懐かしみながら、今でも切ない恋をしている女性を描いたバラード調の歌謡曲に仕上がった。
弘田は、「久しぶりの新曲となりますので、新人歌手に戻った気分で頑張りたいと思います。」と語っている。
「悲しい恋をしてきたの / 弘田三枝子」

なお、ボーナストラックとして代表曲「人形の家」がピアノ・バージョンで収録されている。

12月20日にはサラヴァ東京にてデビュー55周年を記念したライブも決定。
弘田のヴォーカルを堪能できる特別な一日に、ぜひ足を運んで欲しい。

弘田三枝子 デビュー55周年記念ライブ

​日程: ​2015年12月20日(日)​
     開場15:30 / 開演16:00
​会場: ​サラヴァ東京 ​​
出演​: ​弘田三枝子
料金​: ​前売¥5,000(1drink付) / 当日¥5,500(1drink付)

10/20(火)0:00より予約開始!
​​サラヴァ東京ホームページの予約フォームをご利用下さい。
http://l-amusee.com/saravah/schedule/log/20151220.php

弘田三枝子「悲しい恋をしてきたの」
Hirota_single_omote_n
2015年10月21日(水)発売
COCA-17059
¥1,204+税

​1. ​悲しい恋をしてきたの
​2. ​ひいふうみいよう
​3. ​人形の家(ピアノ・バージョン)​ ​《ボーナス・トラック》​
​4. ​悲しい恋をしてきたの(オリジナル・カラオケ)
​5. ​ひいふうみいよう(オリジナル・カラオケ)
​6. ​悲しい恋をしてきたの(半音下げオリジナル・カラオケ)

http://columbia.jp/mico55/

弘田三枝子 プロフィール

1961年11月に東芝レコード(現:東芝EMI)から「子供ぢゃないの」でデビュー、「ヴァケーション」「渚のデイト」などカバーポップスでヒット曲を連発。
1964年12月​日本​コロムビアへ移籍。第一弾の「はじめての恋人/砂に消えた涙」が大ヒット。「ナポリは恋人」「夢みるシャンソン人形」などカバー路線で引き続きヒットを飛ば​す​​​。
1965年7月には日本人歌手としてはじめて、10代の若さで「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に出演。同年12月にはアニメ『ジャングル大帝』のテーマ曲「レオのうた」を発売するなど多彩なジャンルでの活躍も評判とな​る​。
1966年1月、ニューヨークレコーディングされたアルバム「ニューヨークのミコ」をリリース。
1967年7月には新進気鋭の橋本淳-筒美京平コンビを起用した「渚のうわさ」を発売、後のゴールデンコンビ初のヒット曲とな​る​。
翌68年には、アメリカ~ヨーロッパへの音楽旅行から帰国後に行われたライヴを録音した「ミコR&Bを歌う」をリリース、日本の音楽界でいち早くR&Bに取り組​む​。
1969年7月リリースの「人形の家」が大ヒット、日本レコード大賞の歌唱賞を受賞後、しばらくは歌謡界を中心に活躍していましたが、次第にジャズやポップス方面にシフトし「JAZZ TIME」「My Funny Valentine」「IN MY FEELING」などジャズヴォーカルの名盤をリリース​する​。
弘田の歌唱力には定評があり、彼女のヴォーカルに感動したエラ・フィッツジェラルドから「私の養女にしたい」と言われたというエピソードも残ってい​る​。また​、​桑田佳祐が弘田のファンであることも有名で、1983年発売されたサザンのアルバム『綺麗』には、弘田をテーマにした「MICO」という作品が収録されてい​​。他にも大瀧詠一、山下達郎、竹内まりや、スピッツの草野正宗らミュージシャンからもリスペクトされて​おり​、1999年にはピチカート・ファイヴの小西康陽プロデュースによる弘田のアルバム『TOKYO 27:00』(TRIAD/COLUMBIA)を発売し話題とな​っ​た。