cali≠gariは、3年振りにリリースしたアルバム「12」をひっさげ、第8期初となる全国ツアー「セックスと噓とライヴハウス」を各地で絶賛されながら札幌公演を持って終了した。ツアーの追加公演「セックスと噓とステラボール」が7月5日に品川ステラボールにて行われた。品川ステラボールはcali≠gariにとって初の会場となる。サポートには、中西祐二(ドラム)、秦野猛(キーボード)、yukarie(SAX)という鉄壁の布陣で臨んだ。
場内が暗転しSEが流れ、歓声が一段と増す中、メンバーがステージに登場。「わるいやつら」でライヴがスタート。間髪入れずに「脳核テロル」へ。高速ビートにファンのボルテージも一気に上がる。研次郎の冴え渡るMCから「颯爽たる未来圏」とここまで来て一部のファンは気付き始めたが、アルバム「12」の曲順通りに進んでいる。9曲目の「バンバンバン」後に、アルバム「12」を1曲目から再現した初の試みだということをMC。「さよならだけが人生さ」で一度ステージを降りた。
ステージ上は、ガラッと変わってアコースティックセットに。「春の日」「わずらい」をしっとりと演奏。ツアーではアンコールで通常のバンドバージョンで演奏してきた「春の日」は別アレンジとなり貴重な選曲となった。
そして、「オーバーナイトハイキング」の暗闇に灯るライトが幻想的な雰囲気を醸し出しながら、終盤に向けて怒涛のセットリストが進む。最後は「クソバカゴミゲロ」で会場全体が一体となりコールアンドレスポンスを繰り返した。
アンコールは、本ツアーでは初の「ブルーフィルム」。代表曲の1つだけにファンは歓声で応えた。アンコール最後にツアータイトルにもなった「セックスと噓」を再びプレイし幕を閉じた。次回ライヴが8月21日(金)新宿BLAZEで行うことを発表。FC会員先行は7月6日0時から受付がスタートした。
【セットリスト】
cali≠gari TOUR2015「セックスと噓とステラボール」
7月5日(日) 品川ステラボール
1. わるいやつら
2. 脳核テロル
3. 颯爽たる未来圏
4. セックスと噓
5. トゥナイトゥナイヤヤヤ
6. ギムレットには早すぎる
7. とある仮想と
8. 紅麗死異愛羅武勇
9. バンバンバン
10. フィラメント
11. あの人はもう来ない
12. さよならだけが人生さ
13. 春の日
14. わずらい
15. オーバーナイトハイキング
16. -踏-
17. 淫美まるでカオスな
18. マッキーナ
19. ゼリー
20. クソバカゴミゲロ
《アンコール》
21. ブルーフィルム
22. セックスと噓