6人組ガールズダンスボーカルグループ「CHERRSEE(チェルシー)」、4thシングル『Lady』リリースインタビュー。「”Lady”なCHERRSEEを楽しんでもらいたい」

K-POPのメゾッドを取り込み、唯一無二なコンセプトと活動で話題を集めるダンスボーカルグループ「CHERRSEE(チェルシー)」。
今作は、韓国きってのヒットメーカーである「Duble Kick」をプロデューサーに迎えた意欲作。そんな期待の高まるニューシングル『Lady』を11/28(水)にリリースする彼女たち全員に、ニューシングルのこと、そして今までのこと/これからのことを聞いた。

― 4th single『Lady』がいよいよ今週リリースされますが、どんな作品に仕上がりましたか。

LENA「いつものCHERRSEEの曲とは違うテンポとリズムの曲です。聴けば聴くほど踊りたくなる、楽しい曲になっています。」

AIRI「K-POP 、J-POPのどちらの良さも入っている曲になっていて、振り付けのお尻ダンス、最後の王冠ポーズを是非見て欲しいです。」

NENE「作曲家さんが今までと違う分、新しいジャンルの曲になったと思います。CHERRSEE史上1番アップテンポで、ライブで盛り上がるような曲だと思うので
楽しんでもらいたいです。」

HIKARU「今回は新しい作家さんに曲を作って頂きました。新しいからといってCHERRSEEが変わるわけではありませんが、また新たなCHERRSEEを見つけられるチャンスだと思いました。『Lady』はダンスフルなナンバーで、イントロから全ての音をとるダンスになっていて、そこが見どころになっています。」

MIYU「私が思うこの曲の“Lady”は、“好きで仕方がない”という気持ちを抑えて、少しすましている感じの“恋心”を表現されていると思いました。
“Lady”にも沢山のスタイルがありますよね。いろんなタイプの可愛らしさやセクシーさ、格好良さが歌やダンスでも表現された作品になっていると思うので、“LadyなCHERRSEE”を楽しんでもらえたら嬉しいです。」

YUMA「色々な“Lady”の姿がある所が聴きどころだと思います。
強かったり、女性らしかったり。この曲には沢山のLadyが描かれているので、そこに注目しながら聴いて欲しいです。」

― 今作初めて「イダンヨプチャギ(Duble kick)」プロデュースとなりましが、会ってみての印象や、面白いエピソードがあれば教えてください。

LENA「レコーディングの時間も限られていたので、たくさんはお話ができなかったんですが、とてもユニークで優しい方だなと思いました。」

AIRI「今までのCHERRSEEにはない楽曲になっていて、初めて聞いているときからテンションあがりました!」

NENE「以前、MOMOLANDさんに初めてご挨拶させていただいた場所が今回のレコーディングスタジオで。その時の感覚を思い出してすごく緊張したのですが、レコーディングスタジオの至るところにユニークな飾りや置物があって。それに癒された覚えがあります(笑)」

HIKARU「Duble kickさんは私たちが練習生の時にいちばん歌って踊った、Apinkさんの『Mr.Chu』を作った作家さんと知り、とても繋がりを感じていて、曲を頂くと知ってからずっと楽しみにしていました。私達も先輩のように『Lady』がグループの要となる曲になったんじゃないかなと思います。」

MIYU「キャッチーで耳に残る、明るい曲のイメージが強かったので、今回曲を作っていただけて本当に嬉しい気持ちです。直接はお会いできなかったので、陽気な方なのか、少しおとなしい方なのか、妄想だけが広がります…(笑)」

YUMA「レコーディングの時に”yes”と”no”のボタンがあって、それを押して皆で笑っていたのがとても印象に残っています。」

― レコーディングや振り付けのレッスンでのエピソードがほかにもあれば教えてください。

LENA「今までと違うスタイルのプロデューサーさんだったので、レコーディングのやり方も全然違って、最初はなかなか慣れませんでした。例えば、勇敢な兄弟さんの曲の時は、同じパートを短く切って何回も繰り返して歌ったのですが、イダンヨプチャギさんの曲はとにかく最初から最後まで通しで歌ってレコーディングしました。
ダンスレッスンも、今までとは違ったご指導を受けて個人的にはとても楽しかったです。自分の知らないことをたくさん教えていただけて、モチベーションも自然と上がっていました。」

AIRI「振り付けの『おしりダンス』には相当な時間をかけました。簡単には踊れないダンスになっています。」

NENE「ダンスはKARAの『おしりダンス』を作った方に振り付けしていただけて、実際にサビにあるお尻ダンスがすごく印象的な感じになりました!ですがそのお尻ダンスをみんなで揃えるのに苦戦しましたね。」

HIKARU「今回は初めてのスタジオでレコーディングさせて頂きました。なのでとても不安でしたが、結果的にはこれまででいちばん早いペースでのレコーディングになりました。新しい出会いにすごく感謝する時間にもなりました。」

MIYU「今回のポイントの『おしりダンス』は皆で沢山練習しました。リズム感があってキャッチーな分、皆で揃えるのは難しかったです。ダンスの先生がこれは男性が『可愛い』って思う振りだから、そう見えるように練習して!!と言っていました(笑) 」

YUMA「レコーディングはやっぱりすごく緊張してしまって、なかなか上手く声が出せなかったです。でも今回は泣かなかったので、良かったです(笑)。
振り付けの『おしりダンス』はみんなで何回もやって揃えました。角度や顔の向きなどに注意しながらやりました。」

― 「好きな人の前で本当の自分を隠してしまい素直になれない」女の子の気持ちを歌った歌詞ですが、タイトルの「Lady=女性」にちなんで、みなさんが理想とする(憧れる)女性像を教えてください。

LENA「私は普段も自分の性格を隠せないで、ストレートに言うタイプなので。相手によっては傷つけてしまったりもしますが、これが私らしいと思っていますので、特に変えたいとは思っていません。でも、もう少し優しくなれたら理想の女性に近づけると思っています。」

AIRI「手先まで所作の綺麗な人。姿勢だったり、言葉遣いが丁寧な人です。」

NENE「言葉を発しなくても惹かれる魅力を持っている人が、本当の”Lady”かなと思います。オーラが違うかなと思います。異性からも同性からも”素敵”と思える女性に憧れます。」

HIKARU「私が憧れる女性は”空気を動かせる人”です。私はずっと年齢を考えながら活動をしていました。そんな時に私の憧れる30代の女優さんを見て、自分の年齢を楽しんで生きている、そして周りからも憧れられている。”空気を動かす”演技をする姿を見て、こうなりたいと思いました。」

MIYU「内側から溢れるオーラが素敵な女性に惹かれます。綺麗になるために外見を磨くことはもちろん、内側から素敵な人は飾らない笑顔でそれが伝わってきて、憧れます。そして、何かを大切に想う強さがある人。私をずっと支えてくれている母は、昔から尊敬しています。」

YUMA「通り過ぎたときに、香水のいい香りがする女性に憧れます。」

― カップリング曲『My Love』は、対照的に前向きなラブソングですね。
 同じく聴きどころ(ポイント)など教えてください。

LENA「サビのところにみんなで声を合わせて歌うパートがあります。
そこがかなりノリノリなので、ライブでもみんなで歌えるかなと思います!」

AIRI「憧れている人との遠距離恋愛のような歌になっています。憧れている人に近づきたいと思う気持ち、叶うことはないけれど、誰よりも近くに感じてる、そんな歌だと思っています。」

NENE「みんなで話した時に一致したのが『ファンの方に当てはめてもらえたら嬉しいね』って。私たちと応援してくださるファンの方との間には、現実的に付き合ったり、物理的に近い関係にはなれないけど、私たちへの愛情を真っ直ぐに伝えてくれる感じが、すごくこの歌詞と重なっている気がしました。『距離は関係ない。その愛があればいいんだ!』って。」

HIKARU「『My Love』は好きな人を原動力に毎日を頑張る、女の子らしい曲だと思います。なにかしてもらいたいとか、好きって言ってもらいたいとか、そんな事よりも自分が相手を好きで、あなたを想う気持ちだけで頑張れたり、綺麗になれる。すごくピュアな、マンガに出て来そうな女の子の話で、その世界観を楽しんでもらいたいです。」

MIYU「憧れや、手の届かない存在に対する遠距離恋愛を描いた曲です。個人的には、コミカルな曲調からは、想像できないようなロマンティックな歌詞なのが好きなところです。」

YUMA「サビの部分で『もっともっと…』とか『ずっとずっと…』とか、二人づつ歌うパートがあります。今まで二人づつで歌うことがあまり無かったので、そこにも注目して聞いて欲しいなって思います。」

― 新メンバーのAIRIさんとYUMAさんが加入して半年経ちましたが、
新生CHERRSEEで最近気づいた事などあればを教えてください。

LENA「新メンバーの二人とはもう言えないぐらい仲良くなっています。
最初はみんな物静かで真面目なイメージが強かったですが、今は可愛い妹でもありちょっと面倒な?妹にもなっています(笑)それほど距離も近くなっていて、楽しく過ごしています。」

AIRI「最近楽屋では、6人全員で語り合ったり、ゲームをしたりしています!」

NENE「2人が加入して半年が経ちましたが、2人もすごく溶け込んでくれてる気がするし、6人としてのCHERRSEEも浸透して来たかなと私は思います。そして、それぞれの個も以前より立つようになったなとライブをしながら感じることもあります。メンバーみんながそれぞれ責任感やプロ意識をより強く持ちはじめたのがきっかけだと思います!」

HIKARU「CHERRSEEが本格始動する前の一定期間、練習生としてタイトでピリピリした時間があったこともあって、なにごとにもわりとシビアに考えることが多かったのですが。2人が入って来てくれてから、いい意味ですこし肩の力を抜くことを知ったと思います。」

MIYU「2人が入ってきてくれてグループがより明るくなりました。AIRIさんもYUMAちゃんも年齢が近くて、流行りに疎いかもしれない私も、流行りに乗れるようになってきました!(笑)]

YUMA「加入した時よりも色んな事を話せるようになりました。ふざける事もあるし、真剣に話す時もあります。皆すごく優しいので、何でも話しやすいです。」

― 結成3周年記念ライブが来年5月に決定していますが、これまでの活動の中で一番印象に残っている事を教えてください。

LENA「あっという間に3周年を迎えている感じで、自分自身でまだあまり信じられないぐらいです。いちばん印象に残っているのは『Mystery』のMVを撮った時かなと思います。全てが初めてのことだったので。」

AIRI「初めて韓国に半月くらいいたことです。大変だと思って覚悟はしていたんですけど、メンバーみんなで支え合って、常に笑顔で過ごせました!」

NENE「トラウマなのは、断食ダイエットをしながらの練習生期間です(笑)。
食べていないので燃焼するものもなく…寒さと体力のない中でのレッスンの辛さをもう味わわないように、日々ダイエットに気をつけたいです(笑)
感動したことは、自分の誕生日をたくさんの方々が祝ってくれたこと。普通に生きていたらこんな風にお祝いしてもらう機会はないと思うし、みんなが自分のために時間を割いて考えたりしてくれたことに感動しました。」

HIKARU「やっぱり”GirlsAward”です。ステージが大きかったからとかではなく、始まりに素敵な景色を見せて頂いたからこそ、悔しい思いも沢山しました。
またいつかチャレンジする機会を頂けるように、日々活動していきます。」

MIYU「とくに嬉しかったのは、誕生日にファンの人やメンバーがサプライズをしてくれたことです。大好きなNENEさんと誕生日が近くて、一緒にお祝いしてもらえるのも、とても幸せなんです。その日は特に感謝の気持ちが高まって、“歌とダンスでみなさんに恩返しできるようになろう”と心の中で強く思いました。」

YUMA「いちばん感動したことは、この前のワンマンライブの時に、最後の曲でファンの方たちが私たち6人に向けたメッセージを持ってくれていたことです。嬉しさと感動とで、涙が止まらなかったです。」

― 今後レベルアップしたいこと、新たに挑戦してみたい事などあれば教えてください。

LENA「やっぱり、歌唱スキルをもっとアップさせたいです。」

AIRI「歌でメンバーにも信頼される、頼られる存在になること。あと
いつの日か、女性ファッション誌で活躍できたらと思っています。」

NENE「以前やったことがあるミュージカルをもう一度やりたいです。歌、ダンス、演技と大好きなエンターテイメントが全部積み込まれた一つの舞台は本当にやりがいがありました。あとは声のお仕事もしてみたいです。ラジオをやって声を褒めてもらうことが増えたのと、声優さんのようなアニメ声が得意だからです(笑)」

HIKARU「私は演技です!ドラマにも舞台にも出たいし、近い将来ちゃんと力のある女優さんとしても活躍できる人になりたいです。」

MIYU「ダンスと歌をもっとスキルアップしたいです。表現することが自分の唯一の武器と思っていましたが、メンバーだったり他の共演者さんだったり、沢山の素敵な方に出会って、もっともっと自分自身も磨いていきたいなと感じています。」

YUMA「私は苦手な歌をもっとスキルアップしていかないといけないと思います。
挑戦したいことは”振り付け”です。まだ今すぐ出来るようなレベルでは全然ないけど、いつか挑戦できたらいいなと思います。」

― 最後に来年の3周年に向けて、グループとしての目標を教えてください。

LENA「テレビにたくさん出れるようになること、そして海外ライブ!目標を大きく持ちましょう。」

AIRI「まずは700人キャパを埋めること。埋めたからといって成功とは言えないけれど、今の私たちには700人集客することが一番の目標でもあります。そしてCHERRSEEをいろんな人に知ってもらいたいです。」

NENE「今できる力を一生懸命出しながら、私たちにしか作り上げられないエンターテイメントを、1人でも多くの方に提供して楽しんでもらえるようなグループになりたいです。その過程の一歩としても、3周年ライブは”今”を詰め込みたいし成功させたいので、それまでに進化できる部分は最大限に進化させて頑張ります。」

HIKARU「まず今年の悔しかった事の反省と解決をして、しっかり3周年に目を向けて取り組めるようにしたいです。まずは今年のことをしっかりクリアする事から、です。」

MIYU「来年の3周年ライブでは3年分の集大成が見せれるように、パワーアップしたCHERRSEEを見てもらいたいです。何より応援して下さる方に楽しんでもらえるようにライブを成功させたいです。そして、3周年を迎えたCHERRSEE にもっとワクワクしてもらえるように進化して行きます。個人的にも、CHERRSEEを知ってもらえるようにいろんな活動をして頑張っていきたいと思っています。」

YUMA「3周年記念ライブがあるので、その会場をしっかり埋められるように、
そしてもっと沢山の方にCHERRSEEを知って貰えるように、これからも頑張りたいと思います。」

Text: Chiaki Ito

▶リリース情報

New Single 『Lady』

品番:AK-0078 価格:1,000円(税別)

[CD収録曲]
1.Lady
2.My Love
3.Lady (Instrumental ver.)
4.My Love (Instrumental ver.)

▶LIVE 情報

「CHERRSEE 3周年記念LIVE」
2019年5月25日 (土) duo MUSIC EXCHANGE
Open: 16:00 / Start: 17:00

◆CHERRSEE official
http://cherrsee.com/