坂本龍一、一夜限りのプレミアムライブで日本にエール。4月2日19時~無料生配信。過去のライブ映像4作品も本日から順次無料配信

Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.

映像配信サービス「dTV」※1は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う外出自粛の状況を受けて、世界的音楽家である坂本龍一によるライブ「Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 with Hidejiro Honjoh」を4月2日(木)19:00から無料生配信することを決定した。さらに、坂本龍一による過去のライブ映像全4作品を本日3月27日(金)21時から順次、dTVで無料配信、YouTubeチャンネル「commmons チャンネル」でプレミア公開。

外出自粛が続く世の中に「少しでもエールを送りたい」という坂本龍一の想いから実現したライブ。

 中国をはじめ欧米諸国など全世界規模で新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策のための外出禁止令が発令。その状況を受けてアーティストがオンラインでパフォーマンスを行う動きも始まっている。坂本龍一は2月下旬にも中国向けに2つのプログラムで無料配信を行っており、UCCA+Kuaishouが企画した「Sonic Cure(良楽)」では300万ビューのアクセスを記録。

そんな中、日本国内でも外出自粛の機運が高まっている現状を受け、日本でも何か出来ないか?という坂本龍一の想いから、これまで様々なアーティストのライブを生配信してきたdTVへ取組みの提案があり、企画が実現した。dTVは、坂本龍一のこの取組みに懸ける想いに共感し、同サービスとしては初となる無料での生配信を決定。スマートフォンやPC、dTV対応テレビなどのdTVサイトから、ログインや会員登録の手続きはなく、視聴が可能となっている。

 本ライブは、坂本龍一によるピアノソロを含むパフォーマンスに加えて、三味線奏者の本條秀慈郎とのデュオパート、さらに本條秀慈郎のソロパートの3部で構成。坂本龍一のオファーにより出演を快諾した本條秀慈郎は、演出家の故・蜷川幸雄から「その演奏は感動を呼び起こす」と称され、様々な受賞歴を誇る、国内外で活躍する若手三味線奏者。坂本龍一曰く、“即興が故に、何が起こるか分からないスリリングな演奏“は必見。日本を代表するアーティストの演奏が織り成す一夜限りのプレミアムライブを是非楽しんでほしい。

 さらに、坂本龍一の過去ライブ映像から「playing the piano europe 2009_Limited Edition」「Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2011 in Europe」「UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO_Limited Edition」「GLENN GOULD GATHERING_Limited Edition」の4作品がdTVとcommmons公式YouTubeチャンネルで無料配信される。本日21時から配信する「playing the piano europe 2009_Limited Edition」を皮切りに、4週間の期間限定で順次配信。

そして、現在、dTVサイトで無料配信中のdTVオリジナル作品62作品の配信についても、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う昨今の社会情勢の変化を受け、当初の配信終了予定日であった3月31日(火)から、 5月15日(金)へ配信期間の延長を決定。小栗旬主演で注目を集めたドラマ版「銀魂」シリーズや、松坂桃李主演ドラマ「不能犯」など、dTVで反響の大きかった厳選62作品を無料で楽しめる。

※1 「dTV」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

※本ライブ生配信については、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される昨今の状況を鑑みて、やむを得ず中止とする場合がございます。あらかじめご了承ください。

■「Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 with Hidejiro Honjoh」 無料生配信概要

タイトル:「Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 with Hidejiro Honjoh

生配信日:2020年4月2日(木)18:30 配信開始 19:00 ライブスタート

出演者:坂本龍一/本條秀慈郎

特設HP URL:https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007155

対応デバイス:スマートフォン、PC、タブレット、TV

クレジット:「Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 with Hidejiro Honjoh」は4月2日19時からdTVで無料生配信

■坂本龍一 コメント

・今回のライブを企画した想いについて

中国・武漢での外出禁止令を皮切りに、2か月後には、NYをはじめ、アメリカでも外出禁止令が出て、イギリス、スペイン、イタリアなど、全世界中で外出できない人たちが増える中で、どこにも行けなくて不満が溜まっている人が世界中にいます。その中で、アーティストや音楽家たちがそこで何かやろうという動きが加速し、オンラインでの無料配信など様々な取り組みを行っています。そこで、僕個人としても日本国内向けにも何かできないか?と考え、今回僕からdTVに声をかけさせて頂きました。

・ライブの見所とライブを楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。

僕1人だと心もとないので、友人でもある三味線奏者の本條さんを呼びました。ライブでは、本條さんの三味線ソロや僕と2人のデュオも演ります。デュオは即興なので、演ってみないと分からない、スリリングなものになると思います。日本はまだ外出禁止令は出ていませんが、なるべく不要不急の外出をさけるべきこのパンデミックの状況下で残念ではありますが、家に引きこもって生配信をお楽しみください。

■坂本龍一過去ライブ映像 無料配信概要

タイトル/配信開始日:

「playing the piano europe 2009_Limited Edition」

(配信開始:3月27日(金)21時~)

「Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2011 in Europe」

(配信開始:4月3日(金)21時~)

「UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO_Limited Edition」

(配信開始:4月10日(金)21時~)

「GLENN GOULD GATHERING_Limited Edition」

(配信開始:4月17日(金)21時~)

配信期間:各作品の配信開始日から4週間

配信サイト:

dTVサイト

https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007155

YouTubeチャンネル「commmons チャンネル」(プレミア公開)

https://www.youtube.com/user/commmons?sub_confirmation=1

《坂本龍一 プロフィール》

音楽家。1952年東京生まれ。

1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年『YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)』を結成。

散開後も多方面で活躍。映画『戦場のメリークリスマス』(大島渚監督作品)で英国アカデミー賞を、

映画『ラストエンペラー』(ベルナルド・ベルトリッチ監督作品)の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞、他を受賞。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。

環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」

などの活動で脱原発支持を表明、また「東北ユースオーケストラ」を立ち上げるなど音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行っている。

2013年に山口情報芸術センター(YCAM) 10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年に札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターに就任、2018年にはソウル(韓国)に完成したアートスペース「piknic」において複数のサウンドインスタレーション作品を展示した「Life, Life」展を開催し6万人以上を動員するなど、アート界への越境も積極的に行っている。

2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、2015年、山田洋次監督作品「母と暮せば」とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽制作で復帰を果した。2017年春には8年ぶりとなるソロアルバム「async」を、同年末よりICC(東京)において新作のインスタレーション「IS YOUR TIME」を発表。

その後も多数の映画音楽制作を手掛けるなどハイペースの活動がつづいている。

なお、坂本龍一の最新のリリースやcommmonsの最新情報は下記ホームページから確認ください。

https://commmons.com/index.html

《本條秀慈郎 プロフィール》

三味線演奏家。1984年栃木生まれ。

幼少よりピアノをはじめ15歳より三味線を始める。

本條流家元本條秀太郎氏に師事し本條秀慈郎の名を許される。津軽三味線を長谷川裕翔氏に師事。

三味線を故杵屋勝芳壽氏に師事。ACC Nakamura Kimpeiフェローシップによりニューヨークへ留学。

自主リサイタル開催など国内の他、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地で演奏してきた。

その演奏は演出家の故蜷川幸雄からも”繊細で、時に強く烈しいその演奏は深い感動を呼び起こす”と評された。
作曲家坂本龍一、藤倉大とのセッションや、ソリストとして指揮者秋山和慶や東京シティフィルハーモニック、

日本フィルハーモニー、航空自衛隊航空中央音楽隊と共演。Avanti!室内アンサンブル、Ensemble NOMAD、

クァルテット エクセルシオメンバーやカリ・クリーック、クレア・チェイス、佐藤紀雄、野坂操壽、宮田まゆみと共演。

他ジャンルとの融合、試みも多く舞踊家の平山素子、デザイナーのLeeroy Newとも共演している。

現在桐朋学園芸術短期大学非常勤講師 。

【dTVサービス概要】

話題の映画やドラマ、最新のアニメをはじめ、人気アーティストのミュージックビデオやライブ映像、更にはカラオケまで、多彩なジャンルの約120,000作品が月額500円(税抜)ですべて楽しめる。新着タイトルが毎月2,000タイトル以上追加され、見たい作品にいつでも出会えます。さらに、最新映画や放送中のテレビドラマの見逃しも、新作レンタルで手間なくカンタンに見られます。スマートフォン、タブレット、パソコンに加えて、テレビでも見られるからあなたの生活に合わせて、いつでもどこでも利用できます。ドコモテレビターミナル®があれば、カンタンにテレビでdTVが楽しめる!ドコモのケータイ回線をご利用中の方はもちろん、ドコモのケータイ回線をお持ちでない方も、お使いの携帯キャリアを選ばず誰でもカンタンWEB登録。初回31日間は無料で利用できます。視聴デバイスはテレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンで視聴可能。

※別途パケット通信料がかかります。

※デバイスによっては一部ご視聴いただけないコンテンツがあります。

※31日間の初回無料期間が適用されている間は、権利者の都合により、一部ご視聴いただけないコンテンツがあります。

※ドコモの回線契約がないお客さまが本サービスをご利用いただくには、「dアカウント®」が必要です。spモード®契約でのご利用とサービス内容やお支払方法が異なる場合があります。また利用料のお支払いはクレジットカードのみとなります。

※対応機種・ご利用条件など、詳しくは「dTVサイト」でご確認ください。

※「ドコモテレビターミナル」「dアカウント」「spモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。