石崎ひゅーい、アルバム「ダイヤモンド」発売日にクリスマスライブを初の教会で開催

5年ぶりのオリジナルフルアルバムをリリースした石崎ひゅーいが、リリースと同日の12月22日に「⽯崎ひゅーい 2021 クリスマススペシャルライブ 『ダイヤモンド』」を開催した。会場は、キリスト品川教会グローリア・チャペル。観客は厳かな雰囲気に背筋を伸ばし、石崎の登場を静かに待っている。

ライブは「アヤメ」からスタート。キャンドルが灯るステージに立ち、山本健太(Piano)の演奏に身を委ねる石崎の歌声はやわらかく、表情も穏やかだ。MCいわく、無事アルバムの発売日を迎え「すごく安心しています」とのこと。その後も、ダンサブルな原曲から一転、しっとりとしたアレンジの「ブラックスター」、聴き手一人ひとりの人生に捧げられた「Namida」、静かに燃える様を表現したA~Bメロと躍動するサビのコントラストが鮮やかだった「ジャンプ」などをこの編成ならではのアレンジで演奏。また、クリスマスライブということで、B’zの「いつかのメリークリスマス」、山下達郎の「クリスマス・イブ」と貴重なカバーも披露。自身のクリスマスソング「スノーマン」もライブ初披露した。

ラスト1曲を前に、アルバムタイトルに冠したダイヤモンドについて語った石崎。ダイヤモンドの原石は元々曇っているが、職人が削り、面が作られ、光を乱反射させることで初めて輝いて見える――と説明したあと、それになぞらえ、「僕にとっての光は紛れもなく、こうやって応援してくれるみんなのことだなと思いました。いつもありがとうございます」とファンへ感謝を伝えたのだった。

そうして臨んだ「スワンソング」は聴く者の心の波に共鳴し、それでいいのだと伝えてくれるような歌唱が素晴らしく、2021年ラストライブにふさわしい名演だった。2022年にメジャーデビュー10周年を迎える石崎ひゅーい。ここから始まるアニバーサリーに想いを馳せたくなる温かなひと時だった。

撮影:鈴木友莉
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■石崎ひゅーい 2021 クリスマススペシャルライブ『ダイヤモンド』

2021年12月22日(水) @キリスト品川教会グローリア・チャペルSETLIST

M1 アヤメ

M2 パレード

M3 ブラックスター

M4 いつかのメリークリスマス(B’z cover)

M5 クリスマス・イブ(山下達郎 cover)

M6 スノーマン

M7 Namida

M8 さよならエレジー

M9 ジャンプ

M10 花瓶の花

M11 スワンソング

■石崎ひゅーいCD情報

石崎ひゅーい4thフルアルバム「ダイヤモンド」2021.12.22 Release

「ダイヤモンド」特設ページ:https://www.ishizakihuwie.com/diamond/

〈初回生産限定盤〉

仕様:CD+BD/価格:4,364円+税/品番:ESCL-5603~4

〈通常盤〉

仕様:CDのみ/価格:3,000円+税/品番:ESCL-5605

〈収録内容〉

●収録曲※初回&通常共通

M1 ジャンプ:私立恵比寿中学提供楽曲セルフカバー

M2 スノーマン

M3 Flowers:映画『アンダードッグ』 主題歌

M4 Oh My エンジェル!

M5 ブラックスター:サッポロ生ビール黒ラベル七夕企画タイアップソング

M6 Namida:『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』主題歌

M7 パラサイト

M8 パレード: TVアニメ『歌舞伎町シャーロック』EDテーマ

M9 ジュノ

M10 アヤメ:テレビ朝日木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長』 主題歌

M11 スワンソング:ドキュメンタリー映画『私は白鳥』主題歌

●Blu-ray※初回生産限定盤のみ

石崎ひゅーい Tour 2021『for the BLACKSTAR』-Acoustic Set-

2021/9/5 浅草花劇場

M1 ブラックスター

M2 パレード

M3 第三惑星交響曲

M4 ひまわり畑の夜

M5 おっぱい

M6 ダメ人間

M7 マシュマロパイ・サンドウィッチヘブン

M8 SEXY

M9 さよならエレジー

M10 夜間飛行

M11 ナイトミルク

M12 花瓶の花

M13 アヤメ

M14 世界の終わりのラブソング

■石崎ひゅーい – ジャンプ / Music Video

●石崎ひゅーいプロフィール 

1984年3月7日生まれ。茨城県水戸出身。本名。シンガーソングライター。

両親の影響で幼少の時からトム・ウェイツ、デヴィッド・ボウイなどを聴いて育つ。

中学からバンド活動を開始。当初よりヴォーカルを務める。高校卒業後、大学で結成したバンドにてオリジナル曲でのライブ活動を本格化させる。その後ソロシンガーに転向し、精力的なライブ活動を展開。

2012年7月25日「第三惑星交響曲」でメジャーデビュー。

2015年6月公演(東京・大阪)の劇団鹿殺し「彼女の起源」に客演出演で初の演技に挑戦。2016年12月公開の映画「アズミ・ハルコは行方不明」で、スクリーンデビューを果たす。その後、映画「そらのレストラン」や、ドラマ「左ききのエレン」に出演するなど、役者としても存在感を放つ。

2016年11月石崎ひゅーいを代表するバラード曲「花瓶の花」のMV(監督:松居大悟、出演:蒼井優、村上虹郎)が、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2016MUSIC VIDEO部門で優秀賞を受賞。

菅田将暉に楽曲提供した「さよならエレジー」(日本テレビ系日曜ドラマ『トドメの接吻(キス)』主題歌)と「虹」(映画『STAND BY ME ドラえもん 2』主題歌)が大ヒットを記録中。

2021年10月ナインティナイン矢部浩之のアーティストソロデビュー曲「スタンドバイミー」と、菅田将暉最新曲「ラストシーン」(TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』主題歌)を楽曲提供し話題を呼んでいる。

●石崎ひゅーいHP&SNS

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