ReN、自身最大規模の「ReNBRANDT Tour」完走。サプライズ・ゲストも登場した東京公演ライブ・レポート

ギター1本でステージに立ち、研ぎ澄ますように奏でるアコースティックギターの1音1音をループステーションやエフェクターを駆使して重ね合わせ、オリジナルのバンドサウンドを紡ぎ出す演奏スタイルが話題のシンガーソングライター ”ReN”。

今年9月に3rdアルバム『ReNBRANDT』をリリースし、10月から全国8か所を巡る「ReNBRANDT Tour」を開催。東京と大阪公演に関しては自身初となるホールでの開催となり、過去最大規模となったこのツアーが12月25日の大阪公演を終え、見事なフィナーレを飾った。

セミファイナル公演で、生配信も行われた12月23日に開催された東京公演のライブ・レポートをお届けする。

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10月22日の札幌から始まった「ReNBRANDT Tour」は、アルバム『ReNBRANDT』 (ヨミ:レンブラント)のリリース後初のツアーとなるため、初めて披露する楽曲が多く、それに加えて久しぶりのライブという事もあり、会場に駆け付けたファンは開演前からそわそわと、どこか浮足立ったような高揚感に包まれていた。

いよいよ開演時間。

ReNは自然体な飾らないファッションで、ギターを携えて登場。

「東京のみなさん、こんばんは!」と挨拶すると、初のホールでの公演ということで、思わず「ひろいな!」とつぶやく。

1曲目に披露したのはアルバム収録曲から「Laid back」。リラックスした雰囲気のまま会場を和ませる。あたかもオーディエンスにせめてこの時間だけは、肩の力を抜いて、リラックスしてライブを楽しもうよ、との彼からのメッセージのようだ。

1曲目終了後、「ついにきました!東京みんな元気だった?みんなの顔をみたくて、昨日は武者震いして眠れませんでした!」とReN。

そんな雰囲気を2曲目「City Lights」でがらりと変える。ループステーションを駆使し、夜の街並みを駆け抜けるような疾走感で一気にギアを上げ会場を盛り上げる。その後も最新アルバム『ReNBRANDT』と過去曲を織り交ぜてライブは進んでいく。

「初めてReNのライブを観るよって人多いかもしれないけど、足元にループステーションという機材を置いて、今日いろんな音が積み重なっていくんだけど、今日しか出せない音を使って一個一個音を積み上げて、その上のグルーヴで歌っていくから!いいね!」とこれからのループステーションを駆使した展開を示唆していく。

「前回のHURRICANE Tourが途中でできなくなって。なんかやってきたことがリセットされたような感じになって。自分がすごく独りぼっちになってしまった感じがするんだけど、でも自分が作ってきた楽曲が、苦しい日々、苦しい時代に、それぞれの人のもとで確かに鳴っていて、それがその人の力になっているんだっていうのが(自分に)返ってきてくれることがうれしくて。やっぱり言葉にしてメロディ乗っけて誰かに届くように歌って、放っていこうと。ある種今回の『ReNBRANDT(レンブラント)』というアルバムの方向性を見出してくれたような1曲が去年の6月にできました」と話し「We’ll be fine」を披露。自分の気持ちと向き合いながら変わっていく女性の気持ちを表現した「あーあ。」。そして、そのアンサーソングとして男性が主人公になり物語を紡ぐ「アナログの空」と3曲続けてのアコースティックなパフォーマンスを披露。ReNの温かみのある優しさや親しみやすさが、会場の距離感をぐっと近づける。

その後MCではツアー道中を振り返りスタッフとの面白おかしいハプニングを披露。チームとしての結束力の高さをうかがわせると、「この先の未来、お前ら抜きじゃ絶対に生きられない」と歌う「Friends Forever」を軽快に奏でる。会場のファンも右に左に体を揺らしてその空間を楽しんでいた。

そして、フロアとの一体感に包まれた会場から一気に雰囲気を変える。

アルバムの中でもひときわダークな空気を纏った「Rainbow (feat. Taka)」に突入。

なんとこの曲で、アルバムでも共演しているONE OK ROCKのTakaが登場するというサプライズが!重低音に包まれる音の渦の中を2人の声がハーモニーを奏で一緒に歌いあげるという奇跡のような瞬間を目撃した会場は、より一層の熱気に包まれた。

終盤には「みんなの盛り上がりはこんなもんじゃないよね?」とあおり、「存在証明」を披露。「みんなに活力を与えたい」とラストは「Life Saver」、「Teenage Dreamers」と怒涛のスパートでアップテンポな楽曲を畳み掛け、本編は終了した。

鳴り止まないアンコールに応えて登場すると、「今日は本当にありがとう!苦しいこといっぱいあったけど、一生懸命アルバム作ってよかった。みんなそれぞれのステージで明日からもまた戦うと思うから、俺も負けられない。最後に次会う日までのエネルギーをこめて、もう1曲だけ歌います!」

こう話し、CMソングとしても注目を集めた「One Last Try」のアコースティック・バージョンを力強く歌い、東京公演は幕を下ろした。

こちらの公演は生配信されており、12月26日(日)までアーカイブの配信もされているので見逃した方はチェックして欲しい。チケットなどの詳細は下記特設ページまで。

http://ren-net.com/news/news211207.html

1人ステージに上がり、自ら生み出す幾度となく重ねられ躍動していくサウンドで人々を魅了するReN。来年3月には自身初となる自主企画2マンイベント「One by One」の開催を発表しており、2022年のReNのさらなる飛躍に注目が集まる。

詳細についてはReNオフィシャルHPにて。

http://ren-net.com/news/news211223.html

photo by RUI HASHIMOTO(SOUND SHOOTER)

▼12月23日東京公演セットリスト

Laid back

City Lights

Illumination

Dream

Can’t get enough of you

We’ll be fine

あーあ。

アナログの空

Friends Forever

Umbrella

Rainbow (feat. Taka)

存在証明

Life Saver

Teenage Dreamers

(アンコール)

One Last Try

■Release Information

【ニュー・デジタル・シングル】

リリース日:2021年12月15日(水) 

タイトル:「Traveling Train」

「Traveling Train」のダウンロード / ストリーミングはこちらから。

https://ReN.lnk.to/TravelingTrainPu

【アルバム】

リリース日:2021年9月8日(水)  

タイトル:『ReNBRANDT』

CD購入 / ダウンロード / ストリーミングはこちらから。

https://ren.lnk.to/ReNBRANDTPu

<トラックリスト> 

1.City Lights   

2.Running Forward     

3.Can’t get enough of you     

4.One Last Try (feat. Maisie Peters) 

5.あーあ。    

6.Rainbow (feat. Taka)   

7.Laid back   

8.Don’t Let Go   

9.アナログの空   

10.Teenage Dreamers   

11.We’ll be fine     

■タイアップ Information

ドラマ「#居酒屋新幹線」

損保会社の内部監査室で働いているサラリーマン高宮進の密かな楽しみは、出張帰りの新幹線で堪能するご当地テイクアウトグルメ。新幹線の中で、出張先で見つけた極上のグルメやお酒を一人楽しむ主人公・高宮進を演じるのは、ドラマ、映画、舞台など多方面で活躍中の眞島秀和。

オープニングテーマにReNの「Traveling Train」が決定。

*番組H.P

https://www.mbs.jp/izakayashinkansen/

(初回放送2021年12月14日- 毎週火曜MBS 24:59- / TBS 24:58-)

■Live Information

■『ReNBRANDT Tour』

10/22(金)札幌 cube garden

10/24(日)仙台 darwin

11/5(金)鹿児島 CAPARVO HALL

11/7(日)福岡 ロゴス

11/14(日)広島 クアトロ

12/3(金)名古屋 BOTTOM LINE

12/23(木) 東京 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

12/25(土)大阪 サンケイホールブリーゼ

■『One by One』

2022年3月23日(水)

OPEN 18:30

START 19:30

ACT:ReN、Coming soon

2022年3月24日(木)

OPEN 18:30

START 19:30

ACT:ReN、Coming soon

会場:O-EAST https://shibuya-o.com/

お問い合わせ:

SMASH(TEL:03-3444-6751)

HOT STAFF(TEL:03-5720-9999)

■Profile

シンガーソングライター「ReN」 Birth 1994.2.28

10 代でイギリスにプロスポーツ選手を目指し渡英。大怪我による挫折を経験の後に武者修行中にラジオで聞いていたUK ミュージックに感銘を受け、20歳からシンガーソングライターの道を志す。

ストレートに突き刺さり且つ渡英経験を活かした和洋折衷でハイブリットな歌詞とジャンルレスなサウンドは多方面からの共感を獲得し、また国境を越えて評価を受けている。

ライブではギター1 本でステージに立ち、研ぎ澄すように奏でるアコースティックギターの1音1音をループステーションやエフェクターを駆使して重ね合わせ、バンドサウンドを紡ぎ出す演奏スタイルは見る者を魅了してやまない。

2015 年には関東圏を中心に1年間で102 本のライブを行う『百戦蓮磨 2015』を完走。同年FUJIROCKFESTIVAL’15へ出演。

2016 年6月、自身初の1stAlbum『Lights』をリリース。

2017 年 Space Shower TVの「New Force 2017」へ選抜され、ONE OK ROCK「Ambitions Japan Tour」福岡公演へも参加。

同年、2nd Full Album『LIFE SAVER』をリリース。 初の全国ワンマンツアーを13箇所で行う。

2018年初のEP『存在証明』をリリース。収録曲の「Aurora」は『AbemaTV オリジナルドラマ 進出記念作品#声だけ天使』の主題歌となった。またEP を提げた”Existence”Tour を決行し、ツアーファイナルとなったマイナビ BLITZ 赤坂はソールドアウト。

2019年、海外制作にて生まれた「HURRICANE」をワーナーミュージック・ジャパンよりリリース。また自身の音楽キャリアルーツの1つとなる会場でのワンマンライブツアー「衝動」を大阪BIG CATと新木場STUDIO COASTにて開催。

同年、「HURRICANE」を収録した EP『Fallin’』をリリース。

EPを引っ提げたHURRICANE ツアーは全国11箇所での開催を予定され、ツアーファイナルはZepp Diver Cityにて行われた。

2020年「We’ll be fine」(合計3バージョン)をリリース。同曲はYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスが話題となる。

2021年1月15日(金) にリリースされた「Running Forward」がテレビ東京 金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」の主題歌として起用。ReN自身も同ドラマに出演した。

第2弾となるシングル「あーあ。」を4月9日(金)にリリース。SNSで現在も話題に。

第3弾となるシングル「One Last Try (feat. Maisie Peters)」を7月9日(金)にリリース。

Ed SheeranとSteve Macとの共作楽曲「Psycho」をリリースするなど大注目のシンガー・ソングライターMaisie Peters(UK)との自身初となるコラボレーション楽曲で、アシックスCMソングとして、全ての闘う人々(アスリート)へ送る応援歌として多くの人の共感を得た。

1st Album『Lights』リリースから5年目の節目を迎える2021年に3rd Album『ReNBRANDT』を9月8日(水)にリリース。

アシックスCMソング「One Last Try (feat. Maisie Peters)」や、ONE OK ROCK Takaとの共作「Rainbow (feat. Taka)」など収録。

またアルバムを提げた「ReNBRANDT Tour」を2021年10月より全国8箇所にて開催。

東京公演12月23日(木)渋谷LINE CUBE(渋谷公会堂)、そしてツアーファイナルとなる12月25日(土)大阪サンケイホールプリーゼに関しては自身初となるホール会場での開催となっている。

ドラマ「#居酒屋新幹線」(初回放送2021年12月14日- 毎週火曜MBS 24:59- / TBS 24:58-)のオープニングテーマにReNの「Traveling Train」が決定。

■Information

ReN Official H.P:http://ren-net.com/

ReN Label H.P:https://wmg.jp/ren/

ReN (@Renmusic28):https://twitter.com/Renmusic28

ReN (@renstar.gram):https://www.instagram.com/renstar.gram/