12月23日、渋谷のヒカリエホールにてクリスマスコンサート『渋谷ヒカリエクリスマスコンサート feat.「ディズニー・マジカル・ポップ・クリスマス」』が行なわれ、家族連れやカップルなど集まった多くの観客の目と耳を楽しませた。
Miracle Vell Magic、村上佳佑、こんどうようぢ、Beverly、Saho Aono(青野紗穂)らが歌唱したスタンダードなクリスマスアルバム『ディズニー・マジカル・ポップ・クリスマス』。今回のコンサートは、本作品のリリースを記念しての開催となった。
クリスマスツリーが飾られたステージに、冬の妖精のように舞い降りたのはCallme。3部構成のコンサートの第1部では、ほかにも久光力や信近エリらがオリジナル曲とクリスマスナンバーを披露する。こんどうようぢによる「白い恋人たち」に、ファンからブルーのペンライトが振られると、Beverlyのエモーショナルな「ハッピー・クリスマス」の歌声には誰もが一気に引き込まれてしまっていた。
2部では、アルバム『ディズニー・マジカル・ポップ・クリスマス』収録曲が次々に披露される。なお、本アルバム参加アーティストが一度に集まるのは今回が初めてのこと。Miracle Vell Magicと村上佳佑が視線を交わしながら「美女と野獣」をロマンティックに歌えば、村上佳佑は「星に願いを」に気持ちを込める。
一方、「夢はひそかに」で圧倒的な歌唱力を再び聴かせたBeverlyは、同じく実力派・Saho Aonoとの「クリスマスがある限り」で共演と、アルバムでしか聴けないスペシャルなパフォーマンスが、クリスマスムードの渋谷の街を彩っていく。そして最後には、Miracle Vell Magic、村上佳佑、こんどうようぢ、Beverly、Saho Aonoの5人がステージに揃い、全員で「ジングルベル」を歌い上げた。
3部には、村上佳佑、Saho Aono(青野紗穂)に加えて龍雅も登場。パフォーマーの清水啓太が体調不良で4人でのライブとなったが、ワム!の名曲「ラスト・クリスマス」を彼らのテイストで披露すると、ホールは黄色い歓声に包まれた。
コンサートの最後は、本イベントのホスト的な役割も果たし、MCでは客席に降りて子供たちに話しかけたりと随所で盛り上げていたMiracle Vell Magic。ディズニーが自身のエンターテインメントの原点でもある彼女は、メジャーデビュー曲「Miracles Happen」と「恋人たちのクリスマス~vell version」を楽しそうに歌うと、そのままステージを締めくくる。即座に客席からはアンコールを求めるクラップが起こり、再びステージに戻ったVellだったが、なぜか少し恥ずかしそうな表情。そして、「正直なこと言ってもいいですか……3曲目、忘れてました。」と、“あわてんぼうのサンタクロース”もびっくりな告白で笑いを起こしたのち、LUMINE EST 冬CM SONGにも起用されている「Serendip」をポップに届けたのだった。
「みなさん、今日は一日、本当にありがとうございました。素敵なクリスマスをお過ごしください。メリー・クリスマス!」── Miracle Vell Magic
Beverlyオフィシャルサイト http://avex.jp/beverly/
callmeオフィシャルサイト http://avex.jp/callme/
Miracle Vell Magicオフィシャルサイト http://www.miraclevellmagic.com/
こんどうようぢオフィシャルサイト http://yohdiworld.jp/
Saho Aono(青野紗穂)オフィシャルサイト http://aono-saho.com/
信近エリオフィシャルサイト http://nobuchika-eri.com/
龍雅オフィシャルサイト http://ryo-ga.net/