Dolly Kiss、新曲「ダーリン♡サマーラブ」配信開始! ＆東名阪ワンマンツアー開催直前インタビュー /「みんなと夏の思い出をいっぱい作りたい♪」

( L →R ：湯井のん、美波れい、乃井りこ、杣木れあ、双葉ありす、天使もも )

Dolly Kiss（通称ドリキス）に新メンバー4人が加わり現体制となってまもなく1年を迎える。世の中は依然、一進一退のなかで、フルアクセルを踏めないもどかしさを抱えながらもDolly Kissは止まることなく走り続け、ライブを重ねるごとに輝きを増している。出口もそう遠くない（と願いたい）このトンネルを抜けた後の世界で、大きな飛躍を予感させるグループだ。

当デコラムに5か月ぶり、2回目の登場となる今回は、湯井のん、乃井りこ、杣木れあ、の3人にレッスン（ライブリハ）終了後、インタビュー時間をもらった。
前日もライブ（イベント出演）、ライブのないその日は昼間に学校、夕方から（ドリキスの）レッスン、で翌日もライブ（イベント出演）と、かなりアクティブな日程のなかで疲れているかな？と思いきや、元気いっぱい、姉妹のように仲睦まじい3人。

前回の初取材、掲載の感想から、昨日配信リリースされた新曲『ダーリン♡サマーラブ』のこと、そして直前（明日30日＆明後日31日!）に迫った名古屋、大阪のワンマンライブのことなど、近況も含めていろんな話を聞いてきた。

新衣装での初公開カット（6人全員）とあわせて、最新インタビューをお届けする。

◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇

― ライブ（イベント出演）をたまに拝見させてもらっていますが、DE COLUM (デコラム)でお話を伺うのは今年2月ぶりです。前回の長時間インタビューのこと覚えていますか？
→（https://decolum.jp/archives/93830）

乃井りこ（以下、乃井）「はい。」
湯井のん（以下、湯井）「よく覚えてます。」
杣木れあ（以下、杣木）（笑顔で頷く）

― あれを全て文字に起こしたら2万字を超えてたんですよ(笑)。雑誌でいうと20ページ分くらいの文字量で。掲載記事を読むの疲れなかったですか？

湯井「いえ。初めての人にもドリキスのことをよく知ってもらえたと思います。あれだけの文字量で載るのも初めてだったのでめちゃくちゃ嬉しかったし、ファンの人にも喜んでもらえたと思います。」

― それ聞いて報われました。杣木さんは初インタビューだったかと思いますが、いかがでしたか。

杣木「メンバーひとり一人が、ちゃんと取り上げてもらってて。気分が良かったというか… (照)」

― 気分良くなりましたか？

湯井「(笑) 。嬉しかった、じゃない？」（←杣木に）

杣木「はい、嬉しかった（照笑）。あと（自分の）日本語がすこし上手になってた…」

― それは編集の方が少し仕事したのかもしれません(笑）乃井さんは前回の取材と掲載記事いかがでしたか？

乃井「内容も写真とかも、（メンバー）一人ひとりに焦点が当てられてたので、ぜんぶ読みたくなるような面白さがあって。ファンの人もアイドルの友達とかも『コレ面白い(笑)』って、みんな読んでくれてました。」

― あの時も確かレッスン後に長いインタビューで。途中からたぶん意識朦朧のなかでしたよね？

乃井「はい。(笑) でもなんかすごく、いいキッカケでした。」

― よかったです。またメンバーさん全員取材も良きタイミングでオファーします。話は変わりますが、昨日久しぶりにライブを拝見したんですが、乃井さんライブ中に誰かと接触？して、ステージから消えましたね？新曲（「ダーリン♡サマーラブ」）披露中でしたが、あれ大丈夫でしたか？

乃井「昨日のはちょっと、言い訳させてください！(笑) あれは（杣木が）ぶつかってきたんです、私なにも動いてないのに。腕がいきなり落ちてきた。(笑)」

杣木「(笑)」

― (笑)。思うに、他のメンバーさんの視界に乃井さんは身長差で入れてない気がします。メンバーさんどうしの距離が近いときほど。

乃井「はい、自分でもそう思います。(笑)」

― とはいえ、ドリキスさんのライブスキルはどんどん上がってますよね。まだリリース前の新曲もファンの方とすでに一体感があって。歌もダンスもMC（煽り）も、ライブごとに良くなっていて。自分たちが日々レベルアップしていってるっていう実感とか、ありますか？

湯井「レベルアップは、してるんですかねぇ…？」

― してると思いますよ。ライブがない日は基本的にレッスン日になってるんですか？

湯井「大体そうですね。」

― ライブも割と多いので、レッスンした内容をすぐライブで実践・確認しながら、日々レベルアップしていってるように感じます。
現体制になって10ヵ月くらい？前回取材させてもらった時と今とで、メンバーさんどうしの関係性とかになにか変化は生まれてますか？とくに変わりなく、ですか？

湯井「仲良くなっていってますね。メンバー同士で話をすることも増えた気がします。ライブの楽屋とかでもみんなで話したり」

乃井「いい意味で、遠慮がなくなってきたなって思います。最初の頃は新メンバーも気をつかっていたと思うんですけど、最近みんなで雑談とかもするようになって。」

― どんどん仲良くなっていってる？

乃井「はい。『打ち解けてきた』って感じます。」

― いいですね。杣木さんも、先輩のメンバーとより話しやすくなりましたか？

杣木「はい。楽しい。(笑)」

― 相談ごとをしたりもしますか？

杣木「はい。このあいだも新曲（「ダーリン♡サマーラブ」）をライブで演ったとき、自分が歌うパートがなかなか上手くいかなくて。ふたりに（湯井・乃井）まず相談して、いいアドバイスをもらえました♪」

― おぉ。そういう場面ではやはり二人が長女・次女みたいな頼もしさなんですね。湯井さん乃井さんから見て、新メンバー達はどんどん育って、成長してますか？

湯井「してますね。」

乃井「はい。」

― 二人とも即答で。これからもどんどんレベルアップしていきそうで楽しみです。

＜ 7/28配信リリース開始！　新曲『ダーリン♡サマーラブ』＞

― 7/28から配信リリースされる新曲『ダーリン♡サマーラブ』について伺います。
いつ頃、どんな風に新曲リリースのことと、デモ音源？を聞きましたか？

湯井「もう結構、前だったよね？」（←乃井に）

乃井「最初に聞いたのは春、4月頃？だった気がします。プロデューサーさんから新曲音源が全員に送られてきて」

湯井「（前作ミニアルバム）『Kiss the World』を出して、わりとスグだったかも…」

― あ、そんなに早いペースでリリース準備に動かれてたんですね。

乃井「曲をもらってから、歌入れまでの練習期間が今回わりと長かった気がします。」

― メンバーさん達が新曲を聞く時は、もう仮歌も入ってる状態なんですか？

湯井「曲によってですが、今回の「ダーリン♡サマーラブ」は入ってました。」

― 最初に今回の新曲を聴いたときの印象はどうでしたか？湯井さんは『MERMAID BEACH (マーメイドビーチ)』(2019年8月) 以来の夏曲ですよね？

湯井「はい、そうですね。『MERMAID BEACH』はとにかく明るい曲だった印象で、それに比べて『ダーリン♡サマーラブ』はさらに切なさとか、エモい感じを受けました。」

―「切なさ」、「エモさ」…。たしかに。杣木さんは、今回の新曲を最初に聴いたときどんな印象でしたか？

杣木「仮歌を歌っていた方の声もあるのかもしれないですが、『アニソンぽい感じだな』って最初思いました。」

― アニソンぽさを感じましたか？たとえば、どんなアニメの雰囲気に近いです？

杣木「え…なんだろう。鬱アニメとか…？」

― 鬱アニメ (笑) 。とは、例えばどんなものが？

杣木「ハッピーシュガーラ〇フとか、惡〇華とか…」

― わからない (笑)… ので、アニメもっと勉強しますね。それらのアニメと新曲の世界観が近いですか？

湯井「（笑）。たぶん単純に自分が観てるアニメ…(笑)」(←杣木に)

杣木「フフッ(照笑)。でも(天使)ももちゃんとも最初に仮歌を聴いたときに話したんですけど、ももちゃんも『アニソンぽいよね』って言ってて。」

乃井「『ラブラ〇ブ!』とかにありそうな感じは少しします。」

― あっ「ラブラ〇ブ!」でイメージが少し湧きました。なるほど、言われてみると…。　レコーディングは、カップリング曲の『絶対Flowering』と一緒に録ったんですか？

湯井「はい、一緒です。」

― 一日で？

湯井「一日ですね。」

― メンバーみんなで仮歌入りの新曲を共有してから、レコーディングまでにどれくらいの練習期間があるんですか。

湯井「今回は1ヵ月くらいあったっけ…？（←乃井に）個人個人、家で練習する期間も少しあって。みんなで集まっての練習期間もあって」

乃井「どうだったっけ？レコーディングはいちど延期になって、5月くらいだった気も…」

― いま運営さんが確認とってくれて(笑)、4月下旬に今回の2曲を録ったようです。
ということは、練習期間は2～3週間ですかね。まず新曲の「ダーリン♡サマーラブ」について、実際のレコーディングはいかがでしたか？

湯井「わたし的には結構むつかしくて…。なかなか、納得いくような歌い方が出来なかったなと」

― 湯井さんが「むつかしい」って、わりと意外な感じですが。具体的には、どういったところで苦戦されたんですか。

湯井「自分のなかにあった『ダーリン♡サマーラブ』をうまく表現しきれなかったというか。
プロデューサーさんから『仮歌の、こんな感じを真似て歌ってみたら？』っていうアドバイスも頂いて、それもやってみたんですが、そのスタイルでもなかなか合わなかったというか…」

― いや逆に、そんなに真剣に曲と向き合うんですね。意外といったら失礼ですが、少しびっくりしました。最終的には、一日しか時間がないなかで自分が納得のいくところまでいけましたか？

湯井「もちろん、全力を尽くしました。」

― もし、時間があればもっとトライしたかったですか？「すべて出し切った」と「まだイケるはず」だと、どっちが心情的に近いですか？

湯井「まだイケる、ですかね (苦笑)」

― 頼もしい。次回リベンジですね。というかライブで完成度がどんどん上がっていきそうですね。　続いて、杣木さんは、新曲のレコーディングいかがでしたか？

杣木「レコーディングのこと覚えてない…。練習してるときのことはなんか覚えてます。」

― 記憶…喪失？　どアタマ(サビ)とか重要なパートを、杣木さんは新曲で歌ってますよ？

杣木「えぇっ…？！」

（一同笑）

― 確かにもう3か月前のことですが…。
あと、あれですね。頭サビと落ちサビは全メンバーさん個々に歌ったのを録っていて、どのメンバーさんの歌が採用されるかはレコーディング段階ではまだ分からないとは伺いました。

湯井「でも（レコーディングで）最初に入って歌ってたよ…？」（←杣木に）

杣木「（！）あっ。毎日お風呂とかで気持ちよく歌ってたことは覚えてます♪」

― それなのに、レコーディングの日のことだけは何も思い出せないと…。
真夏のミステリーということで進めますが、もし何か思い出したら教えて下さい(笑)

乃井「うふふ♪」

― 乃井さんはレコーディングの時のこと、覚えていますよね？

乃井「はい、なんとなくですが(笑)。歌を録ってるときは、頭サビも落ちサビもまだ誰が歌うのかちゃんとは決まってない状態だったので、謎の緊張感があって。」

― 鮮明な記憶で有り難いです。(笑)

乃井「あと今回、はじめてハモりパートがあって。いつもと違う録り方も試したりして、楽しかったです。」

― ありがとうございます。この流れでカップリングの『絶対Flowering』のことも伺います。この曲はドリキス初期の頃からの曲だと聞きましたが、今回一緒にレコーディングしてみて改めて感じたことってありますか？

湯井「こういう曲って（ドリキスの曲で）他にないので、わりとむつかしい曲です。」

― 「ダーリン♡サマーラブ」のカップリングで今回配信リリースされる訳ですが、この2曲の組み合わせになにか意味はある感じですか？

湯井「組み合わせというよりは『絶対Flowering』をずっと音源化できていなかったので」

― 結構ライブでも頻繁にやる曲ですか？

乃井「頻繁…ではないですが、わりと貴重な。ワンマンだったり、あと対バンでもたまに。ポイントとなるライブでやる曲です。あとドリキス唯一の『ザ・カッコいい系の曲』なので、今回『ダーリン♡サマーラブ』とのギャップも面白いかなって思います。」

湯井「『初期曲』と呼んでるんですが、まだ私もいなかったドリキス『1期』から人気があった曲で、唯一、音源化できてなかったのが『絶対Flowering』なんです。なので、待ってくれていたファンの方の希望にも応え、初期曲でまだリリースできていなかった曲にここで区切りをつける、という意味もあります」

― なるほど、そういう意味も。なら尚更このタイミングで、今のドリキスで、音源化できて良かったですね。

湯井「はい。」

― 新曲『ダーリン♡サマーラブ』は、MUSIC VIDEO（以下、MV）をドリキス公式YouTubeチャンネルで公開した翌日のライブ（7月3日）から披露していると思いますが、会場のお客さんや、ファンの方からの反応はいかがですか。

乃井「最初にライブで披露したときから『振りコピ』してくれるファンの方が多くて、すごい楽しいし、嬉しいです。」

― MVを観てメンバーさんの振りを覚えて来てくれるんですか？

乃井「そうです。」

― MVを観た感じ簡単ではなさそうですが、一緒に出来たらライブが楽しそうですね。

乃井「はい、振りは簡単かもしれません。(笑) ファンの方達もかなりマスターしてるので。」

― 新曲も、いい状態でここまでライブ披露出来ていますか？

湯井「ん～。徐々にですが…、ライブごとに掴めていってるとは思います。」

― 杣木さんは新曲ではどアタマパートですが、ライブでの歌い出しって緊張しますか？

杣木「超します。超しますし、（新曲初披露の）初日はボロボロでした。」

― 日々のレッスン、練習のときと、ライブとではなにが違う感じですか？

杣木「レコーディングの時や練習の時はけっこう裏声で歌ってて。ライブでは自分の声がよく聞こえないことがあって、不安になって無理して地声で出そうとしたら、余計に『あれ？？』ってヤバくなっちゃったりして、みんなに相談したり…」

― 対バンとかイベントでのライブは会場やステージごとに、音響から何から毎回ライブ環境が変わりますもんね。ただ大きなフェスでもリハ無し・モニター聞こえないとかもわりと普通ですし。ある意味、鍛えられますよね。ただ少なくともフロア（客席側）から観てて、メンバーさん達が新曲披露されている様子は、なんの違和感もなく、ふつうに「新曲ｷﾀ━━!」って感じで楽しめますけどね。なので結構、高い次元での悩みかもしれないですね。湯井さんのいうように徐々に、自信もついて、不安も解消される気がします。

乃井「そうですね。もっと回数を重ねていきたいな、と思います。今まで練習してたのと、ステージでやるのってやっぱり違うので。マイクの聞こえ方から何から。もうちょっと自分がステージでのこの曲（「ダーリン♡サマーラブ」）に慣れていきたいなって思います。」

― 東名阪のワンマンライブまでに新曲も自分たちが納得できるレベルにまでもっていけそうですか？

湯井「もっていきますっ！」

― いいですね。この夏、ステージでの「ダーリン♡サマーラブ」がどこまで進化するのか楽しみです。　話がMVにいったん戻りますが、改めて新曲「ダーリン♡サマーラブ」MVの見どころを教えて下さい。　では、湯井さんからお願いします。

湯井「見どころは、水着ですね。♪」

― ですよね。(笑)

湯井「水着でグラビアのお仕事をしているメンバーもいるんですけど、そうじゃないコも水着になってるので新鮮かなと。」

― 乃井さんとかは、そうですよね？

湯井「そうですね。」

― みなさんメンバーカラーの水着で、華やかですね。「これぞ、夏!!」って感じが世の中の閉そく感を吹き飛ばしてくれて、素晴らしい。
水着は、メンバーさんそれぞれ自分で好きな物を選んで購入したとか？

湯井「そうです。個々にネットで探して選びました。」

― 「自分が着たい水着を自由に選んで着れる」って、恵まれてませんか？
アイドルさんの水着って、事務所の人が用意した物をメンバーさん達が「マジですか?」「おなか痛い。帰りたい」みたいな、現場でひと悶着のイメージなんですが。

湯井「ほかは分かりませんが…(笑)。でも、私はちゃんと『ダーリン♡サマーラブ』をイメージして水着を選びました。」（←誇らしげ）

― 他のメンバーさんは新曲イメージより「自分ファースト」な水着選びでしたか？(笑) 湯井さんは「MERMAID BEACH」の時の水着も意識されましたか？

湯井「『MERMAID BEACH』の時はカワイイ系にしてたんですよ。今回は少し時間が経って『オトナになった』ところを魅せれたらなぁって思いました。オトナっぽく見えるかはわかりませんが(笑)。少し、そう見えたらいいなぁって。」

― 自分以外のメンバーがどんな水着を選ぶかっていう不安はなかったですか？攻める系も守る系もあって、水着って振り幅がとんでもなく広いですよね。

湯井「いちお、決める前に、ほかのメンバーの水着も確認はしつつ、でしたね。」

― なるほど。では杣木さん、MVの見どころを教えて下さい。

杣木「ん～。色味が夏っぽい…。あとサイドが高い…」

― サイド？どのサイドですか？

杣木「…サイド……。」

― あっ、コントラスト的な意味の「彩度」ですね。確かにビビッドな色味で、綺麗ですね。　そういった映像美みたいな部分が杣木さん的には見どころですかね。

杣木「はい。カラフルで元気がでる。みんなの水着もだし…。『夏』って感じる動画です。」

― 確かにです。撮影は楽しかったですか？

杣木「楽しかったですけど、眠かった…あと暑かったです…。」

― MV撮影は、早朝から丸一日ですもんね…。6月中旬、まだ梅雨の時期の晴れ間に撮影されたんですよね。まだそれほどの最高気温じゃなかった頃では？

湯井「けっこう日差しも強い、真夏日でしたね。その日だけ。(笑) ビキニの形に日焼けしました…(苦笑)」

杣木「床が…超熱かったです…。(笑)」

―楽しげなMVですけど、暑さや紫外線との戦いだったんですね。
ちなみに杣木さんはどんなところにポイントをおいて、このピンク色の水着を選びましたか？

杣木「アイドルの水着って、よくお花が付いているイメージがあったので、自分もそういう水着にしたくてこれにしました。」

― アイドルさんの水着はお花が付いてるイメージですか？言われてみれば多いかもしれないですね。

杣木「でも実際に買ってみたら結構お花がスカスカだったので、ママがお花を付け足してくれました ♪」

― 水着のお花を付け足すって簡単じゃなさそう…。頼りになるお母さんですね。
では乃井さん、乃井さんの視点でMVの見どころを聞かせてください。

乃井「ん～、笑顔がいっぱいです。みんなの笑顔。」

― たしかに自然でいい笑顔で溢れてますよね。この自然な笑顔はいったいどこから？

乃井「ふつうに遊んでるところをいっぱい撮ってもらったりしました。」

― 監督さんの現場の雰囲気作りも上手ですよね？暑かったとはいえ、ホントにみなさんいい笑顔。

乃井「そうですね、ふふっ♡　曲は切ないけど、笑顔がたくさん。」

― 乃井さんもやっぱり「暑かった」のは同じ感想ですか？

乃井「暑かったですし、私はそれより『眩しかった』です。写真も私ひとりだけ、目が全部あいてないんですよ(笑)。 MVもぜんぶ眩しい顔してて…(笑)」

― まぁ、それは否めないですが (笑)。でも「眩しいよね、これは」ってみんな分かるので。

乃井「私は他の人よりも眩しく感じちゃう目なんですよね、きっと。」

― 乃井さんは顔と地面との距離が近いので、地面からの「照り返し」がキツいんだと思います。真夏にお散歩中のワンちゃんが、よく同じ目をしてます。

乃井「え？　そういうこと！？ (笑)」

― まとめますと、多少の眩しさや火傷などあったものの (笑)、それだけ天候にも恵まれ、笑顔に溢れ、充実のMVに仕上がった。で、概ね合ってますか？

乃井「そ…？そうですねっ、はい！(笑)」

― ちなみに、乃井さんのヒヨコ色の水着選びのポイントは、どのへんでしょうか？

乃井「（肌の）露出が少ないものがよくって。で、可愛い感じのものがいいなって。」

― なるほど。なんか水着というか、衣装にも近い感じがしますよね？わりとすんなりと、この水着が見つかりましたか？

乃井「いえ、黄色い水着でカワイイのが全然なくて。なんかセクシーなお姉さんのギャルっぽい感じの水着ばっかりで。色も、『濃いからし色』みたいなのばっかり。(笑)」

― あ～。egg系、黒ギャル仕様ですね。エナメル生地とかの(笑)。とすると、あんまり選択肢はなかった感じですか？

乃井「もう、ゼロです。カワイイ系のは１つもなくって。半泣きで湯井のんちゃんに連絡しました。そしたら、湯井のんちゃんが見つけてくれて。」

湯井「ネットサーフィン得意なんで (笑)。」

乃井「見つけてくれたのは、洋服のブランドの水着でした。」

― 乃井さん的に「一発OK」な水着を、湯井さんが難なく探してくれたと。

乃井「はい。ただサイズがどれも合わなくて(笑)。で、緊急で (サイズ）お直し行って、直してもらえました。」

― 結果的に、納得できるカワイイ水着と出会い、ジャスト・サイズにアレンジもできたと。

乃井「はい ♪」（満足気🐥）

― これが掲載されるころ、ちょうどピンクの新衣装になっていると思うので、新衣装についても少し聞かせてください。
まず、湯井さんから見て新衣装のポイントはどこでしょうか。

湯井「可愛いデザインはもちろんですが、ピンクの衣装自体ドリキス初ですね。」

― つい昨日で見納め？になった青い衣装の前が白でしたっけ？

湯井「そうですね。赤、金、白、青ときて、次がピンクですね。初めての色だからオタクにも『新しいドリキス』を感じてもらえるんじゃないかなぁって。」

― なるほど、「新しいドリキス」。杣木さんは新しい衣装、どうですか？

杣木「ピンクの衣装ずっと着てみたかったから嬉しい… ♪」

― これまでの青い衣装って、どんな印象でしたか？

杣木「ん～…」

湯井「私は、セーラー服っぽい印象でしたね。」

― 可愛い、よりクールな印象？

湯井「クール・・・ではないと思います」

乃井「青も…やっぱり可愛い。(笑)」

湯井「うん、可愛い系ですね。」

― 青衣装も素敵でしたよね。ピンクの新衣装に関して杣木さん他になにかありますか？

杣木「スカートが二重になってて、すごい短いです…(笑)。」

― 杣木さんだけ短いんですか？

杣木「はい…『ワカメちゃんみたい』って…。」

― ワカメちゃんは丸見えですよ？

杣木「はい。それを『狙った…？』って言われて…」

― 誰にですか？(笑)

（一同笑）

乃井「単純に（サイズ・設計）ミスじゃない？」（杣木に）

湯井「それか身長が伸びたからかもよ？」（杣木に）

― そんなに伸びたんですか？

杣木「え…わからない……。」（困惑）

湯井「私は衣装作る人に『いちばん短く』っていつもお願いしてます (笑)。」

― スカート丈短い方がスタイル良く見えますよね。

乃井「んふふっ♪」

杣木「自分では最初そんな気にならなかったんですけど。メンバーに『ヤバい』って言われてから、すごい不安になってて……。」

― 週末からの東名阪ワンマンツアーが新衣装のライブ初お披露ですよね。杣木さんはこのツアーが「この夏で一番のドキドキだ」な感じかもですね (笑)。
新衣装の見どころ、乃井さんからもお願いします。

乃井「はい。水色の衣装と同じく、新しいピンクの衣装もメンバーひとり一人違うデザインになっています。しかも各メンバーの希望が衣装デザインに反映されているので、『統一感のなかにある、メンバーひとり一人のこだわり』にも注目してもらえたら楽しいと思います。」

― Dolly Kiss 2021 1st Oneman Tour “”ダーリン♡サマーラブ” ―
明日（30日・金曜日）からスタート!!（名古屋＆大阪）

― 30日・名古屋、31日・大阪、そして、8月8日（日曜日）東京でのツアーファイナル、ワンマンライブが迫ってきましたが。

湯井「すっごく楽しみです。やっとみんなに会えるなーって。コロナで遠征とかなかなか出来なかったから。」

― ホントに嬉しそうですね。名古屋・大阪でのワンマンはいつぶりでしたっけ？

湯井「もう1年半か2年ぶりくらいになる…？」

乃井「2019年の秋以来ですね。」

― だと、約2年ぶりですね。新メンバーの杣木さんは、名古屋・大阪では初ライブですか？

杣木「大阪は行ったことあります。名古屋は初めてです。」

湯井「イベントでしたが大阪にはドリキスで行きましたね。」

杣木「前に大阪に行ったときはライブが1日2コあってバタバタだったので、大阪に行った感じがあまりしなかったので、今回は大阪をもう少し楽しめたら嬉しいです。
名古屋はまだ行ったことがないですが、2週間に一度くらいのペースでライブに会いに来てくれるファンの方がいて、こっちから今回行くことができるのは嬉しいです。」

― では、いよいよ始まる東・名・阪ツアーに向けて、あついメッセージをお願いします。

乃井「ワンマンライブでは沢山の曲をやって、MCの時間もあって、ドリキスのライブの楽しさがよく分かるので、ぜひ遊びに来て欲しいです。まだ大変なところもありますが、首都圏や地方の方も無理のない範囲で東・名・阪のライブに駆けつけてくれたらすごく心強いし、嬉しいです。」

湯井「ぜったい楽しいライブにするので、新曲とMVをチェックして、今年の夏の思い出にぜひ観に来てくださいっ。♪」